カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

思考日記

思考日記 - 失敗なんてしない

僕の主たる活動は小説制作だ。小説制作が生活だ。小説制作できている時間は短いものだけど、小説制作指定な時間はおまけのようなものだ。その小説制作をする上でいくつもの試みをやってきた。 紙のノートに書き付けながら思考を進めたり、A0ほどのホワイトボ…

思考日記 - 未来の僕って僕なのか

いわゆるボケ老人として介護されるがままの存在になったとして、そのときの僕は僕なんだろうか? 今の自分とそのくらいに乖離していると話がわかりやすい。ボケてしまって前後不覚、何が何やらわからない状態の僕は何者? 粗末に扱われたとして、そのとき感…

思考日記 - 死生観を語る思考実験

自分の死生観を端的に語るには思考実験的に「もし~ならば~」という話をするとわかりやすいと思っている。 もし「あなたは1時間後に死にます。しかしこのボタンを押すと10年延命できます」となったら、僕は間違いなくボタンを押す。死にたくはない。 でもも…

思考日記 - 責任追及と我慢

トイレ掃除しながら父が言う。汚い。不快げに、聞こえるように、不満を垂れる。父が掃除するより早い段階で掃除しろと言うのか。子供の頃は家の手伝いなどさせられなかったし、させてもくれなかったのに。掃除しない大人になってから文句を言う。僕としては…

思考日記 - 消費期限に関する隔絶

消費期限を絶対視する人と多く出会った。僕には違和感があるし、違和感のある人も多いはずだ。何でそんなことに。 「冷蔵室に作り置きがあるのが普通の家庭で育ったかどうか」だ。冷蔵室に作り置きがあるのが普通であれば「消費期限を決めるのは自分だ」とい…

思考日記 - 人は誰でも精一杯

人は誰でも、いつでも、精一杯だ。自分の持てる、あらゆる資質の合算としての精一杯で生きている。 前向きな資質だけじゃない。怠惰や、傲慢や、嫉妬。全ての資質が合わさった今の自分が、唯一採れる選択として今を生きている。 寝て過ごしていたって、その…

咲いてこそ花

「咲く」という言葉がある。咲くと言えば一般に花弁の広がりを指すが、生物学上の萼(がく)であったり、その他いろいろな部位であったりする。だけどどんな部位であるのかは問題でない。 咲くのに何である必要はない。咲くために真正面から花弁を広げようと…

思考日記 - 平等とかについて思う

健康に暮らす権利がうたわれていても健康が害されないわけではない。風邪を引くし病気にもなる。場合によってはケガをして元に戻らないこともある。元に戻らないのは権利が侵害されたまま復活しないことを意味する。これは科学技術=医療技術の進歩で克服で…

思考日記 - 論破するなと説得したい

昨今のいわゆる論破というのは暴力で言うことを聞かせるのと同じ。突然キレて暴れだすようなものだ。 誰もがいつもディベートに臨むようなつもりで生きているわけじゃない。論理ばかりではやっていけない。言わば、論理において穏やかに生きている。そこへ持…

思考日記 - 接客業と面白くなさ

接客業をしている人の不満を聞くことが度々ある。お客さんの態度が悪いということだ。それがどうもピンと来ない。お客さんにはいい印象を持っている。 僕も接客業はやったことがある。バイトだけど。ホテルで夜のフロント係をやっていた。3年くらいやった。1…

思考日記 - 憧れ理論

憧れ(=目的)があるとき、そこへ至る道(=過程)を楽しめないとQOLが下がる。 というのがこの理論だ。これはプロスポーツ選手に憧れるというようなものもあれば、「読書家である自分」に憧れるというようなものもある。ああ素敵だな、と感じるような何か…

思考日記 - 決断

例えば誰かが遊興のために大きな借金を背負ってしまったとき。周囲はまるで当人が間違った選択をしたように扱う。ここには大きな間違いがある。 当人は決断をしなかったのだ。自分の欲求も含めた「流れ」に身を任せていただけだ。断ち切る決断ができなかった…

思考日記 - 万年筆が使いたい

万年筆、なんだか素敵な響きだ。安いやつを持っている。「シュナイダー 万年筆 406 透明軸」だ。Amazonで今は2200円になっているけど買ったときは1740円だった。万もするようなのはよう買わん。パソコン周辺機器には出せてもペンにはちょっと……。 で、買った…

思考日記 - 人間関係は折り合い

相手を満足させることが人間関係には必要だ。満足できなければ破綻する。自分自身についても言える。相手に満足できなければ破綻する。 相手を満足させるのに使う労力が自分の満足を侵し、満足が減少するにつれて関係は悪くなる。この場合に注意したいのは、…

思考日記 - 人間性の階位

最近、人間性の階位というのを思うようになった。なにも自分の階位が高いと奢って周囲を見下そうというのではない。単純に、自分や周囲の人の言動から階位が高いとか低いとか思うのだ。 価値観によって階位の付け方も変わるだろう。僕の価値観では悟りを開い…

思考日記 - 太らないことは不可能である

太っている人は、他人と同じ生活をしていたら太ったのだ。太ろうとして太ったのではないし、食べたくもないものを食べて太ったのではない。太っていない人は、単に食欲が旺盛でなかったり間食を好まないだけで、死にもの狂いで食べることを我慢しているので…

思考日記 - ろくでもない家系

日本海テレビ部長の横領のニュースが、食卓の向こうのテレビから流れてくる。母が言う。どうしたらそんなことができるのか分からない。賢明な父は適当に相槌を打っている。批難はしなかった。父は物をパクることがよくあるからな。そして母もパクったことが…

思考日記 - 賛成的な男性と否定的な女性

だから僕は女性とのほうが話しやすい。というひらめきがあった。男性と会話する場合、例えば「空は青いよね」と言うと「おおむね青いね」という賛成が返ってくるような感覚がある。これに対して女性の場合は「空の青にもいろいろあってねぇ?」などと否定的…

思考日記 - 愛と精一杯

調子悪い。ここんとこずっと余裕がない。余裕がないといろんなことがどうでもよくなってくる。僕に必要なこととして挙げている「愛」「人の身になって考える」「バランス、グラデーション、中庸」など、どうでもいい。そんなことを言ってる場合じゃない。今…

思考日記 - AIメール

ChatGPTなんかのAIを利用するのに、より有用とされるのは生成させることのようだ。質問するのは次点以下。正確な答えが返ってくる可能性がわりと低いからね。なので僕も生成に利用したいな、と思う今日この頃だ。 何を生成させるか考えるんだけど身近なとこ…

思考日記 - 加温

日記で「加温」という語を使った。見慣れない文字だ。加熱じゃないのか。でも加熱だとかなり熱くなりそうなイメージだよね。エアコンの暖房の話の中だったので、加熱より加温のほうがいいかと思って使った。 理系の諸兄姉は加える熱が少なくても「加熱」でい…

思考日記 - 叱られるのはおかしい

過ちを犯すと叱られる。おかしい。 誰しも何かをするのは正しいと思ってやっている。人は正しいと判断したことしか行えない。犯罪を犯すのでさえ人は正しいと判断したらか行っている。犯罪は社会的に、法的に、倫理的に間違っていると認識していても、人間関…

思考日記 - ドラァ!

ジョジョの奇妙な冒険で出てくる気合い?の声で「ドラァ!」というのがなかっただろうか。僕はあの作品をあまり読んでいないのでうろ覚えだけど、あったはずだ。というかまぁググって確認はしているんだけど。 これ、ドラえもんの「ドラ」だと思って読むと間…

思考日記 - 平等のまがい物

平等を謳う国は多いだろうけどどれもまがい物だ。平等の権利を認められて平等になったような気がしているけど、それはまやかしに過ぎない。10の力を持つ人も100の力を持つ人も、平等に全力を尽くす権利が与えられている。その結果は絶対に不平等だ。 能力や…

思考日記 - 「みんなつらいんだから」

つらいときに「みんなつらいんだから」と言われるのに反発する声が絶えない。他人は関係ない、自分はつらいのはイヤだ。というようなことらしい。そりゃもっともだ。確かにそうだ。言っていることは正論だ。でも正論じゃ成り立たないのが世の中だ。 つらい人…

思考日記 - 孫「おじいちゃん精神よわい!」

叱るにしても旧来的に相手を不快にさせない叱り方が求められるようになっている。腹を立てて怒るなんてもっての外。優しく言って聞かせることが重要だ。人々は失敗を恐れず挑戦し各方面で技術力が向上するだろう。 だけれど、これからの人たちは心が弱くなっ…

思考日記 - 懐中

懐中電灯を懐に入れる人は少ないだろう。懐と限らずポケットも含めれば人数が増えるだろうけど、それでも一般的とは言えない。そもそも懐中電灯という字義どおりの概念が、現代においてはなくなっている。まぁそもそもと言いだすと懐中という語そのものに字…

思考日記 - 親の資質

僕は親じゃない。親じゃないから思うのかもしれない。未だ親を許せていない未熟者だからなのかもしれない。だけど思うところがある。親は子を幸せにしないといけない。親の手で幸せにするのではなくて、子自らが自らの力で幸せをつかめるよう最大限の努力を…

思考日記 - ブランディング

このブログのカテゴリーで「日記」と「思考日記」と分けてみて、思考日記とはなんだ、となった。まぁなんちゅうことはない思考したことを書いているのだけど、ブログ記事っておおよそ思考したことを書くものなんだよね。もちろんノンフィクションの実況みた…

思考日記 - アイドルのポスター

アイドルのポスターを自室の壁に貼ったりするものだけど、そこにどんな意味があるか分かっていなかった。実際にやったことがなかったからだ。僕にとってそういうアイドル的な存在がなかったからかもしれない。16歳くらいの広末涼子には思い入れがあったけど…