カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

思考日記 - 憧れ理論

憧れ(=目的)があるとき、そこへ至る道(=過程)を楽しめないとQOLが下がる。

というのがこの理論だ。これはプロスポーツ選手に憧れるというようなものもあれば、「読書家である自分」に憧れるというようなものもある。ああ素敵だな、と感じるような何かだ。

憧れを得ることができればQOLが上がる。得られないと上がらない。それでも憧れに至る道を楽しむことができれば、憧れを得ることができずともQOLの向上が望める。

逆に、最終的に憧れを得ることができるとしても、その道中を楽しめなかったら少なくとも道中のQOLは下がる。憧れを得ることができなければQOLは下がりっぱなしだ。

重要なのは「過程を楽しめるかどうか」ということになる。むしろ目的が存在しないこと、言わば意味のないことであっても、現在やっていることが楽しめているのならQOLを高く維持できる。

僕の例を挙げると読書がある。僕は「たくさんの本を読んで博識な自分」というのに憧れている。憧れているから本を買う。だけど僕は同署が苦手だ。あまり読めない。読むのが苦痛のときが多い。だから買った本を読まない。つまり僕は憧れを手に入れることができないし、そこへ至ろうとする行為は僕のQOLを下げる。

人生相談のような離しになってしまうが、個人的な見解を述べるなら、道中を楽しめない憧れは諦めたほうがいい。苦しいばかりだ。確率的に、状況的に、憧れに手が届く可能性が高く道中が比較的短いのであれば話は異なるが。

前述の例を取れば「たくさんの本を読んで博識な自分」は諦めるべきだ。