カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

思考日記 - 孫「おじいちゃん精神よわい!」

叱るにしても旧来的に相手を不快にさせない叱り方が求められるようになっている。腹を立てて怒るなんてもっての外。優しく言って聞かせることが重要だ。人々は失敗を恐れず挑戦し各方面で技術力が向上するだろう。

だけれど、これからの人たちは心が弱くなっていく。No pain, no gain. 精神弱者だ。ちょっとしたことで傷ついて被害者面して配慮を求めるようになる。そんな惰弱な人間は本当に駄目だ。困難にやられて敗者としての人生を送らなくてはならない。

だからジムで体力作りをするように、将来的にはみんな精神修養で心の強さを養うようになるだろう。精神の強さが人としての価値を表す。人類が上意存在へシフトするときが来るのだ。

するとどうだ、今度は精神弱者は僕たちだ。「あの世代は精神修養してこなかったから惰弱なんだよ」とかわいそうなものを見る目で見られるようになる。「おじいちゃんお口臭い!」どころではない。そんなの嫌だ。耐えられない。なんて惨めなんだ。

ああ、精神修養しないといけない。昨今はマインドフルネスだ。マインドフルネス瞑想をしなくっちゃ。思い立ったが吉日、5分くらいから頑張ろう。僕はだいたい5分が限界だ。瞑想はなかなかしんどい。でも未来に備えて、というか精神修養は今の僕にも有意義だろう。頑張ろう。