カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.62 - 勉強

2022/07/14 勉強は苦手だ。頭が悪いとは言わない。ただ勉強するのが苦痛なのだ。でも興味のあることについてなら勉強することができる。現に小説制作についての勉強はそれなりにしている。怠けてやってない部分もあるんだけど。例えば他者の作品を読み込むだとか。ただこれも言わせてもらえば興味が湧かないからだ。他者の作品に興味がないというか、なんとなく面倒くさい。小説論みたいな話に興味があって、これについてはハリウッド脚本術を中心にいくらか本を読んで自分なりにまとめたりしている。で、勉強全般を考えると、興味の湧くことが少ないのが問題だ。少ないというか、元々面倒くさがりのハードルを超えるほど興味の湧くことが少ない。いやむしろ、ほとんどない。だから勉強したいと思わない。数学や社会になんて全くと言っていいほど興味がいない。国語は最近ちょっと興味があって日本語の勉強をしている。そう、興味があれば少しずつでも勉強するのに。いや、それで。数学ができるようになった自分を想像すると憧れるものがある。数学のできる自分になりたい。だけどそれは直接的な興味じゃない。数学自体に興味がないのだ。ないというか、ちょっとはあるけど難しくてハードルを超えられないというか。数学なんて凡人にとっては演習に尽きる。論理的に理解することは不可能だ。演習して計算の工程がブラックボックス化されて理解した気になるだけだ。その演習が面倒だ。これには強力な思考が必要で、思考にはエネルギーが必要だ。そのエネルギーが確保できない。数学はかなりハードルが高いのだ。社会にしても面白くない。ほとんど詰め込みの記憶作業が勉強法だ。歴史にしろ地理にしろ、そうだ。世間的にも教材なんかで言われている。興味が持てるから勉強もはかどるだの何だのと。その興味が僕は持てないのだ。僕の大好きな中世ヨーロッパ風ファンタジーのための歴史の勉強だって捗らない。「拷問の歴史」とかそういうのには興味を持って少しずつ本を読んでいるけど、何年に誰が何をしたかなんて話は点で興味が持てない。ああ、そうだ。また別に、勉強そのものにやり甲斐を感じる感性もない。だから勉強というのがどうにも苦手だ。子供の頃からそうであり、つまり子供の頃から学歴が低いことが決定づけられていたのだ。もう両親や家庭環境を恨むしかない。ウランでも仕方ないから、諦めて生きるしかないんだ。