感想
考えさせられる作品だった。内容は下のとおり。
- 「~と言った」というのばかり使っていると表現力が低くていけないよ
- 一人称視点と三人称視点があってそれぞれ特徴があるよ
- 本筋に無関係なものを書きすぎるといけないよ
- 自分の文章にOKを出す基準を設けておくと気に入らなくて書き直すことが減らせるよ
- 比喩には直喩と隠喩がある
- 自信を持とう
言ってしまえばこれだけで、どれも自分で気付くかネット上で得られるか、それとも普通のハウツー本のごく一部として書かれいるか、というようなものばかり。この本のいいところというのは漫画である点だと思う。ただ漫画であるから何がいいのか。有用な点は何か、と考えるとどうも思い付かない。
小中学生で初めて小説を書こうかという人にはちょうどいいのかもしれないけど、だとするとエロ描写が無用に思える。そんなエロいものでもないんだけど、それは僕がおじさんだからなんじゃないか、という気がする。
Amazonのレビューを読んでみると「よかった」という人もいるので、価値観の相違というやつなんだと思う。これはどうにも仕方がない。僕からはちょっと「よかった」とは言えないかな。
目次
- ~と言った問題
- 視点問題
- 描写過多問題
- 書き直し問題
- 比喩問題?
- それでも、自分の文章には自信を持つべき 問題