カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.88 - スタンプ

2022/08/14 スタンプはなんとなく楽しい。押すといい気分になる。多用していきたいけど手作業が少ないから使いどころがない。昨今はパソコンで書くことが多いからだ。手書きするというのはデータとして残らないから不便な面がある。容易にスキャンできてEvernoteの有料プランみたいに画像の中の手書き文字も検索の対象になればいいのに。いや、でも手書きはそもそも遅いし、スキャンしたりする手間を考えれば最初からパソコンを使うほうが有効だ。で、まぁそんなわけで手書きすることは少ない。それでも僕はたまに手書きする。思考ノートというのを書くことがある。小説のプロットや設定を考えるときなどに使う。この際にはスタンプを一つ使っている。矢印スタンプだ。次のページに続きますよ、という意味のある矢印だ。別になくても困らない。いや、でもあったほうが便利か。便利だけどスタンプじゃなくて手書きでも十分なんだけど、やっぱスタンプが気分が上がる。スタンプにはどんな心理的意味があるんだろう。僕が子供の頃にスタンプと出会ったのは病院だ。病院というか医院か。風邪なんかで子供の頃はしょっちゅう行っていたけど、お医者さんがなんかスタンプを使っているのをいつも見ていた。あれが僕にとってのスタンプの原初の風景だと思う。夏休みの体操のスタンプより時期は早いはずだ。あれを見て僕が感動したとか特別なことはなかった。当時は本当にぼんやりした子供だったので、何かを感じるということはなかった。そこからすると僕がスタンプを楽しいものだと感じるようになったのはもっと別の理由なのかもしれない。案外に誰でも楽しいと感じるものかもしれない。誰でもじゃなくても、比較的大勢の人間が、なぜだがそのように感じるのだ。だからこそいろんなスタンプが売られているのかもしれない。実用的な意味の他に、何かあるのだ。手紙やなんかに必要に迫られてではなく、スタンプが押したいから押す。むしろ押したいからスペースをわざわざ空ける。そういうものかもしれない。ところで今日は新しいスタンプが届いた。6秒エアロバイクをした際に押す「たいへんよくできました」のスタンプだ。6秒エアロバイクを続けるためにスタンプを買った。スタンプを押したいから6秒エアロバイクをするように。動機付けになるように。スタンプにも頼ることにした。6秒エアロバイクを実行できるよう少しずつ面倒臭さの溝を埋める努力をしている。スタンプはいい働きをしてくれるはずだ。他にもスタンプを使いたいけど、今のところはない。思考ノートをもっと活用したいから、そこに使っていきたい思いがあるけど、なかなか使いどころがない。定型的な作業ではないからね。まぁ冒頭で書いたとおり昨今はパソコンで入力することが多いから、スタンプの出番は少ない。せっかくこの年になって心上向くアイテムを認識したというのに、残念なことではある。でもまぁどこか使いどころがあれば見つけられるように、忘れっぽい頭の片隅にスタンプのことを追い置くようにしよう。