カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.87 - 自分について書く

2022/08/13 なんとなく思うところによると僕は自分自身について書いていると気分がいいような気がする。自分語りが好きなのかもしれない。僕はなんだか話すのが苦手なんだけど、実は自分のことを話したいのもかもしれない。前のフリーライティングでは自分が上の立場で話したい人間なんだと告白した。告白というほどセンセーショナルではない気がするけれど。それはともかく、例えばその際には僕の露出狂じみた部分が気持ちよくなっていたと思う。僕は自分の汚い部分、ダメな部分をさらけ出すのが好きだ。普段は隠しておきたいと思っているけど、何かの拍子に見せたくなる。見せて傷口に塩を塗るようなまねをして喜んでいるのだ。サディストとマゾヒストが同居しているような感じだ。まぁ言うほど変態的ではないと思うけれど。いや、でもそれだけじゃない。もっと普通に自分のことを話したい。僕がどんな人間なのか。かと言って、じゃぁ今から僕はこんな人ですとネタが出てくるわけじゃない。なぜだろう。出そうとしたけど出てこなかった。話している途中で不意に出てくるかもしれないけど、出そうとして出るものじゃなかった。そうそう、思い至ったんだけど、自分で自分の話をしたいのもあるけど、誰かに僕のことを話してほしいんだよ僕は。あなたはこんなひとですね、と。いいところを褒めてほしい。いいねぇ、それはとても気持ちよさそうだ。ずっと仲良くなればダメなところを優しく教えてくれるのもいいかもしれない。ああ、なんか妄想して気持ちよくなっていた。こんなことではいけない。なんのテーマだったっけ。自分について書く、か。それはつまり日記やこのフリーライティングを公開しているのも、その一環なのかもしれない。自分について知ってほしいのだ。何かしら公にして僕を見てほしい。そんな気持ちがやらせていることなのかもしれない。でもそれって誰でもそうじゃないかなぁ。そんなことないかなぁ。いや、きっと自分を見てほしいという人は多いんだろう。大多数ではないにしても、多い。つまり目立ちたがりとかじゃないだろうか。まぁ学校の教室であれSNSであれ、目立っちゃう人は目立っちゃうから、目立ちたがりでも目立てない人もいるだろう。そういったところに救済があるといいのかな。僕も救済されたいわけだ。自分語りするのは自分を見てほしいから。周囲が積極的に僕を話題にしてくれるなら自分語りしなくていいのかもしれない。ああ、人気者になりてぇな。大学のサークルとか、会社とかではそれなりに人気者だったんだ。僕はそういう場所ではしっかりしていたり出来る人だったので、少しくらいはちやほやされたんだ。会社を辞めてからこっち15年は引きこもっていて、そういうのとは無縁になってしまった。あの栄光の日々は返ってこないのかなぁ。なんかしんみりしてきた。そんな話じゃないんだ。というか自分語りしてしまった。ミイラ取りがミイラになってしまった。