カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.77 - 紙

2022/07/31 紙というと本やノートを使うときに触れる。段ボールや梱包用の厚紙であったり、トイレットペーパーであったり、いろいろなところで触れる機会がある。A4コピー用紙も紙だ。紙の利用範囲は広い。それにしても紙と触れるのでぱっと思いつくのは本やノートだろう。本については最近は「紙書」のような表現がされることもある。本にしろノートにしろデジタル化の波が押し寄せているのだ。しかしテレビのデジタル化と異なって、本やノートはいっぺんにデジタル化されるわけではないし、完全にデジタル化される見通しはない。紙のほうが都合がいい場面はまだまだ多い。これに関して言うならデジタル製品が未熟だということが挙げられるだろう。デジタル製品は率直に言えば全然ダメだ。おもちゃみたいなものだ。成長代が地平線の向こうまで続いている。紙にはまだ活躍してもらわないといけない。紙の面白いところは、意図せずそこらへんにあったりするところだ。メモ帳がなくても、なんか書類の余白に書き込んだりできる。いっそ本の裏表紙でもいいかもしれない。喫茶店ならペーパーナプキン?みたいなやつがある。まぁそれは置いておいて。紙が水に濡れるとたいがいろくでもないことになる。あえてデジタル機器とは比較しないが、紙が濡れると当面は書き込めない。そうでなくともティッシュペーパーなんかだと鼻をかむ用途には使えまい。テーブルの上を副菜には簡易の布巾になるけども。破れやすくなる。ちょっと残念なところだ。付箋も紙だ。付箋は便利だ。小説制作で構想を練る際に使っている。プロットを考えると言ってもいいのかな。思いついたことを書き込んでストーリーの各所に貼っていく。付箋を使わずホワイトボードに直接書くこともできるけど、付箋のほうが概念的に際立っていて思考するのに有効な役割を果たす。安価な紙ならではだ。他には張り紙するのに紙は便利だ。何か自由に書き込んで工夫すればどこにでも貼れる。今、目の前のモニタの上にも標語のようなものを張り出している。手書きでも印刷でもいい。フォーマルな印象を与えるのには印刷がいいだろうか。ワープロアプリで書いて印刷すれば簡単だ。紙はすぐそばにある。いろんなことに使える。人類と長い間共にある使えるやつだ。