カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

台風の日の風呂

台風の日の風呂は格別。なんと気分のいいことだ。外はあんなに荒れているのに、自分はこんなにも安心していられるなんて。

風呂は温かいわけですが、これが安心の理由でしょう。安心して赤ちゃんなんかはお漏らししますね。寒い冬にも、夏の暑さの中にも、あの温かい湯に浸かった心地良さは何とも言えません。

それにしても記憶の初期の風呂は父とともにありました。父と一緒にい入っていましたから、僕にとっては当然です。そこにも風呂が安心できる理由があるように思うのです。風呂に浸かるとき、僕は父に守られて安心しているのではないでしょうか。

なにも風呂に入って父を感じるわけではないのですが、どこかで感じているのではないかと。いろいろと自分の心理をのぞいていると、自分が父に強いコンプレックス(思い)を持っていることが分かります。無意識の内に出る言動にも見られます。厄介なことですけどね。

そんな分析をしつつ、しかし台風のように屋外が荒れ模様のときの風呂というのは本当に心地いい。分析によって父を思わされるものだから、なんだか涙が出てしまします。子供の頃に戻りたいなんて、そんな欲求があるとしてもうなずけるところです。