カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

僕の小説制作の環境

利用しているアプリ、ウェブサービス、その他の一覧

  • Windows 11
  • Visual Studio Code テキストエディタです。
  • Apache HTTP Server (Apache binaries for Windows | Apache Haus) 小説を表示するために利用するウェブサーバです。
  • Google Chrome 小説を表示するために利用するブラウザです。
  • Google ドライブ バックアップとして利用しています。
  • Goolge Sheets 度量衡の換算や、町の規模を計算したり、作中の古語を表にしてみたり、表計算アプリとして利用しています。
  • ATOK かな漢字変換アプリです。
  • Markdown アイデアノートなどの書式として利用しています。
  • YAML 設定などを記録しておく書式として利用しています。
  • GitHub 小説を公開したりバックアップしたりしています。

Virtual Studio Code

便利に利用している機能は以下のとおりです。

  • 自動保存
  • 複数ファイルを一括して検索・置換する
  • ファイルエクスプローラー
  • 拡張機能「 Highlight 」を利用してルビ記法で書いた部分を暗く表示する

EmEditorサクラエディタといった高機能テキストエディタでも構わないのですが、以下の点において優位なので Visual Studio Code を利用しています。

  • リアルタイムな自動保存機能がある
  • 複数ファイルを一括して検索・置換することが 1 画面内でできる
  • GitHub にアップロードすることが簡単にできる
  • ファイルエクスプローラーが便利

Apache HTTP Server

テキストエディタ上では僕が勝手に書いている編集記号やルビ記法がそのまま表示されています。それでは読者的な読み味にならないので編集記号やルビ記法を解釈した表示を得るためにブラウザで表示するようにしています。ブラウザで円滑に表示するにはウェブサーバが必要になります。そこで Apache HTTPS Server です。

ウェブサーバと言えば nginx が人気なようです。しかし Google ドライブのデータを読むことができないため僕の用途には使えません。

ブラウザで表示するには JavaScript で処理しています。編集記号を削除し、ルビ記法をルビに直し、その他の諸々の処理をしています。

ブラウザで表示することにはもう一つの利点があります。読む気分が変わることで、テキストエディタ上では気づかなかったことに気づけることです。テキストエディタとブラウザを行ったり来たりして書き進めています。

Google Chrome

Firefox でも Edge でもいいです。使い慣れたブラウザが Chrome なのでこれを利用しています。

Google ドライブ

データ保全は欠かせません。小説サイトに直接書いていてデータが小説サイトにしかない、ということも普通なようですが、僕はデータ保全に力を入れています。

データの原本は Google ドライブのクラウド上のものとしています。しかし僕が編集する直接のデータは手元のパソコンのものなので、ちょっと曖昧ですね。

ブラウザで表示する際に Apache がストリーミングを読めないのでミラーリングにしています。

  • Google ドライブのストリーミングとは、データがクラウド上にしかなく、アプリで読み込むときに自動的にダウンロードされる方式です。
  • Goole ドライブのミラーリングとは、データが手元のパソコンにもクラウド上にもあり、これを常に同期させる方式です。

Google Sheets

表計算アプリとして僕は Google Sheets を利用していますが、一般的には Excel が有名でしょうか。また LibreOffice Calc などの利用も考えられます。僕がちょっとした計算や、情報整理に利用するならどのアプリでも問題ないように思います。好みで Google Sheets を利用しています。強いて言うなら Google ドライブとの相性が挙げられるでしょうか。

ATOK

元々は積極的な選択ではありませんでした。ルビ記法の語(例:|饒舌《じょうぜつ》)を多数単語登録しているのですが、 Google 日本語入力に登録しすぎると Google 日本語入力が正常に変換できなくなるようなので ATOK にしました。

また ATOK では辞書を Google ドライブに置いて他のパソコンと同期することができます(非公式)。最近は複数のパソコンで利用することがあまりないのですが、同期できるかどうかは大きいです。

ATOK の最大の強みかもしれないのは辞書機能でしょう。広辞苑や大辞林などが搭載されていて非常に便利です。なければないで辞書を引くだけなのですが、使いだすと圧倒的な利便性が感じられます。また、僕は常用漢字表にない読みにルビを振るのですが、常用漢字表にあるかないかを大辞林で調べられるので、非常に助かっています。

ATOK を使っていて地味に便利だと感じたのは「ら抜き言葉」や「修飾語のつなげ過ぎ」などを注意してくれる点です。 助けられるまでは「そんなもん自分で管理するわい」と思っていたのですが、「送られる・送れる」のようにら抜き言葉でないものがあるなどして困惑することがあるので、そのあたりを頼れるのは強いです。

Markdown

僕の場合は Markdown である優位性はほとんどありません。見出しと箇条書きしか利用していないからです。見出しと箇条書きを表す程度なら個人的な決め事をするだけで用が足ります。これは僕がプログラマに憧れて使っている側面が大きいです。

YAML

YAML は設定を書くのに適した書式です。これも言ってみれば YAML である優位性はほとんどありません。 YAML を知る前から似たような書式を思いついて利用していました。それが公に認められたような感じがあります。破綻なく書けることを約束されたようなものです。せっかくだしプログラマに憧れているし、ということで利用しています。

GitHub

本文などをアップロードしています。バックアップ的な意味合いもあるのですが、僕は自動的に行われるバックアップしか信用していません。そういった意味でバックアップとしての意味合いは薄いです。

GitHub Pages を利用してウェブサイト(五月タイムのサイト)を作り、そこで作品などを公開しています。あまり大勢に見てもらうつもりはなく、近しい友人に読んでもらったりするのに利用しています。ドメイン名は別途取得しています。

いつか書籍を出版する際には担当の編集者さんと GitHub 経由でデータをやりとりしたらいいかな、ということを考えています。