カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

落書き - gr034 2023-03-06

いいアイディアだと思って始めたけど失敗だったものがいくつもある。先日どこかで書いた立体収納もその一つだ。他にも小説制作に役立つと思っていろんなシチュエーションを情報カードに書いて溜めていたものや、欲求や対立などどんなケースがあるか単語カードに書いたものなどがある。コンピュータ上でもいろいろな試みをしては削除したものがある。僕は町の発明おじさんみたいな気質があるらしい。エジソンと言い換えてもいいが、言い過ぎもよくないかな、という気もする。本人的には後悔などないし問題ないのだけど、なかなか上手くヒットしないものだ。

音楽をストリーミング再生することに罪悪感がある。ファイルをダウンロードしてしまって聴けばネットの通信量が減って社会的な利益につながるからだ。というか反対だな。ストリーミングすると通信量が増えて社会的な損につながる。でも買うと高くて、ストリーミングのほうがお得だ。それに映像のストリーミング再生には罪悪感がない。そういったあたりのごちゃごちゃした思いが絡み合って、なんだかよく分からない。ああ、そういえばウェブ3って聞かなくなったな。僕の知らないところで進行しているんだろうけど、あの話はよく読んでもいないしよく理解もしていない。何のことだかよく分からない。それで僕はなんの話がしたかったんだろう。

穏やかなゴリラというのがいる。激しいゴリラは分かりやすい。スポーツ選手なんかがそうだ。肉体を使って弱者を蹴落とし力でまかり通っている。穏やかなほうも分かりにくいものではない。例えば村上春樹なんかを代表とする売れっ子作家なんていうのがそうだろう。本人は肉体で激しく戦っているわけじゃない。だけどやっぱり力を使って弱者を蹴落として利益を得ている。上橋菜穂子のような女性でもそうだ。作家としての力を使って弱者をねじ伏せている。世の中は弱肉強食だ。平等ではない。平等の権利が与えられているけど、平等に扱われるわけじゃない。能力は高く評価され、悪徳は非難される。それは僕の感覚にマッチしている。そのことに不満があるわけじゃない。ただ思考する上で変な状況だな、という考えに行き着く。僕の考えはちょっと変なんだ。そのことについて語るのは場違いな気がするからやめておくけれど。

Twitterで朝方になるとセックスしようというアカウントからフォローされたりリストに入れられたりする。ああいうの、実際にセックスしたらお金を払うものなんだね。そういう概念がなかったよ。僕にはお礼をする感覚がない。何かいいことをしてもらったら感謝の気持ちを言葉で伝える。それだけだ。それだけだし、自分が何かをした際にもそれだけで十分だ。お礼の品をもらうなんて露も思わない。そんな感覚はない。だけど世の中は違うようだ。礼金とかが必要らしい。世間からしたら、僕は非常識で腹の立つ奴だろう。でもそんなこと言われたってなぁ、と思っちゃう。僕の価値観は僕が欲して得たものじゃないんだから。いや、少なくとも表面上は社会に適応して生きているつもりだよ。金銭物品行為でお礼をすべき機会には出会わないけど。