カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.136 - ネジ

2023-01-30 ネジは重要な器具だ。器具というのか分からないけど。ネジは物と物を締結する。道具を作ったり建物を建てたりするに使う。なくてはならない。ネジはくさび効果みたいな力で締結する。ネジ自体の伸縮が働いていてまた摩擦の力によって緩まない。緩まないけど振動で緩むから緩まない機構が考えられている。ロックタイトなどがその例だ。これはくさび効果をより強力にしたものだ。ネジは何にでも使われている。パソコンにだってネジは必要だ。だけどスマホなんかには使われない傾向がある。小さく作らないといけないからネジより接着が主だ。そう考えるとネジも万能ではない。そういえば航空機でもネジが全てというわけじゃない。リベットが使われるし、昨今の樹脂素材を使った航空機は接着して締結している。接着剤を使うと接着剤がクリープを起こして滑って外れてしまわないか心配になるけど、そんなことにはならないのだろう。それはともかくネジはなんだ。ネジはいつから使われているんだろう。ワインを作る際の絞り工程に使われていなかったか。それが最古なんだろうか。もっと古い例があってもいいような気はするけど僕は知らない。ネジは何かを分解して組み立て直すと余ることがある。それでもだいたいの場合は問題ない。面白いものだ。ネジはボルトやビスという意味もあるけど、そこに切られている溝、というか条を指してネジとも呼ぶね。ネジは比喩でも使われる。ネジが一本飛んだ人みたいな使われ方だ。まぁ比喩は何でも使うから、珍しい話でもないのだけど。ネジが一本飛んだ人という表現は慣用的に使われていてちょっと特別感があるね。ネジは頭に溝が切ってある。プラスとかマイナスとか、そうでなければ六角の穴が開いていたりする。五角形のこともある。五角形とかだとなかなか家庭で開けることは難しい。専用の道具が家庭にはないからだ。僕も持っていない。ネジは二条ネジとかある。ネジの条が二重になっている。よく締まるんだろうか。知らない。ネジは右ネジが多い。瞬間接着剤の容器の裏のフタは左ネジになっている。ネジはメートルネジとインチネジがある。インチネジは使わないでほしいね。でもインチネジが歴史的に使われているものも多い。歴史は難しい。