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カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

落書き - gr014 2023-02-13

今どきは古いパソコンが役に立たなくなってきている。いや、まぁ10年も前のパソコンを活用しようなんて考えがそもそも都合がよすぎるのかもしれないけど。

WindowsIntelの第8世代からしかサポートしていない。第8世代が発売されたのは2017年11月らしい。だいたい5年くらい前になる。つまり5年以上前のパソコンはもう普通には使えないのだ。減価償却の5年を鑑みればそんなものなのかもしれないけど、貧しい身としてはあまりにも寿命が短い。

Linuxは第6世代をサポートしているとのこと。Chrome OSもだ。第6世代は2015年8月が発売日ということだ。8年前くらいか。そう、Linuxでも10年前のパソコンはサポートしてないのだ。まぁ今ちょうど僕はCentOS 7 2009という今でもサポートされている古いバージョンをインストールしたところなんだけど。この古いバージョンなら10年以上前のパソコンでも使えるっぽい。

というわけで、10年も前のパソコンはサーバにするにも不自由する時代になった。性能としてはまだまだ使えるのだけど、技術的に足りないものがあって使えなくなる。もったいない感じがするけど、コンピュータの世界は進歩が早いからねぇ。そういう意味ではパソコンではない他のものと比較すると、感覚的にちょっと低性能で廉価なものを選ぶことで、速いライフサイクルに対応していかないといけないのかもしれない。

いや、それはともかく。僕のように自宅でサーバを立てようなんていう向きには困った現状だ。たいして重いことをさせるサーバではない。低性能で十分だ。できれば何万円もかけたくない。自分が使っていて古くなり退役したパソコンで済ませたい。だというのに、一応でも真っ当に使えるパソコンを手に入れようとすると2万円とか3万円とか出して中古を買わないといけない。Raspberry Piなんていう手もあるけど、それでも2万円くらいするだろうか。高い。玩具にしては高い。感覚的には総額で1万円がいいとこだ。苦しい時代だ。

古いパソコンといえば未だにPC98が現役だったりするみたいだな。僕はPC98はほとんど触ったことがない。中学生の頃に物理の授業で触ったことがある。シムシティをしていただけなんだけど、物理の先生はこれからパソコンの時代が来るから親しませておこう、というようなことを考えたに違いない。ちょっと風変わりで、どことなくバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクのような雰囲気があった。まぁしかし、彼の目論見は僕に対しては意味を成さなかったな。どこかで芽吹いて花が咲いているかもしれないけど。懐かしい光景を思い出したものだ。