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カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.120 - 敬われたい

2023/01/25 敬われたい。敬われたい欲がある。自己肯定感はそんなに低くはないと思っている。誰にも評価されることなく小説制作を続けていられるし、Twitterでもどこでもこれといって評価されない現状でもそこまで苦しくはない。だけど、僕は敬われたいと感じている。敬意が欲しい。例えばお店で店員さんから敬意の感じられない言動があったら不満に感じる。大いに不満だ。ムッとする。ムッとして反撃したくなる。それは店に限らずTwitter上でもそうだし、どこでもそうだ。まぁ誰にでもある感覚じゃないかという気もするけど、それでも僕は敬意を欲するところが強いように自覚している。だから認められたい。僕というものを認められたいと感じている。敬意が欲しい。軽く扱われるのが不満だ。いてもいなくても関係ない。みたいな。コミュニティで誰かが賞賛されたり敬意を集めていると妬ましい。その人より自分のほうが優れているのに、というような思いが湧き上がる。人間というのはそういうことに煩わされるべきでないと思っているけど、でも感じてしまうものはどうにもならない。両親からの僕の評価は低い。会社などでは僕の評価は高かった。敬意を受けていた。そう感じる。そう感じるし、実際に物を贈られることもあった。その頃それで満足していたのかは分からないけど、敬意をいくらか得ていたのは確かだ。だけど実家ではいつまで経っても子供の立場であり、重視されない。腫れ物のように慎重に扱われているのは確かだけど、敬意はない。軽く見られている。プライベートではリーダーシップのようなシャキシャキした部分がない。それはTwitter上でもそうだし、コミュニティでもそうだ。そういった点が敬意を集めない一因ではあると思う。だからといって、じゃぁ敬意を受けるにふさわしい振る舞いができるかというと、できていないし、しようとも思わない。敬意を受けたいけど、敬意を受けるだろう言動をしようという気にはならない。そんな行動に価値を見いだしていない。重要なのは自分が何を提供できるかだ。自分の欲のために振る舞いを変えるのは僕の感覚にない。それでも、それでも敬意が欲しい。敬意を受けたい。敬意が足りない。もっと尊敬されたい。重視されたい。重要だと思われたい。僕の何が、僕にそう思わせるのか考える必要があるのかもしれない。それが分かれば解決の糸口が見えるかもしれない。敬意を求める欲なんていらないのだから。消し去ってしまえればいい。欲は苦しみを生みだす。欲はコンプレックスだ。言動を思考をゆがめる。苦しくなる。とても苦しくなる。妬みにつながる。妬みは苦しい。もっと楽に生きたい。穏やかな心の内でいたい。敬意への欲は罪深い。汚い。