カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.42 - 牛乳

牛乳は取りあえず眠くなる飲み物として認識している。実際に僕は眠くなるからだ。特に日中に飲むと眠くなる。眠くなると言うか活発さが減退した結果眠くなるんだと思う。濃いコーヒーを飲んだことでソワソワが出たときにはコップ半分くらいの牛乳で落ち着いてくる。多く飲むと眠くなってしまう。牛乳はミルキーな味がしている。牛乳独特の味だ。例えようもない。例えに使われるくらいだから基本的な味として僕らは認識しているのだろう。生活になじんでいる。動物の体液を飲む、と表現すると気持ち悪く聞こえる。いや、人間の乳は飲んでいるし、動物そのものを食べているのだし今さらなんだが。しかし母乳であっても僕はなんだか気持ち悪いものを感じるのだ(飲む機会があれば飲むけども)。だって血を飲むと聞けば気持ち悪いだろう。コップ一杯の唾液を飲むと聞けば気持ち悪いだろう。同じようなものだ。体液には違いないのだし。だからと言って僕が牛乳を飲まないわけではない。また別の次元の存在として認識しているし、目の前で乳搾りされた牛乳を飲むことも問題ないだろう。捉え方の違いである。あえて動物の体液と捉えると、という話。話はもどるが牛乳を飲んで眠くなるというのは食物として化学的な変化によるものなのか、牛乳の味やなんかに影響された精神的なものなのかという問題がある。濃いコーヒーにしてもだが効果が出るのが早過ぎる。医薬品の錠剤なんかを飲んだときには30分くらいかからないと効果が出ない。にもかかわらず牛乳などはもっと早く効果が出るのだ。精神的なものが大きいのだろう。僕が牛乳を眠くなるものだと認識する前からだったのだから、牛乳の味や風味には眠くさせるものがあるのかもしれない。それとも体とか味覚とかが経験を記憶していたのだろうか。よく分からない。世の中よく分からないことが多い。