僕は「思考ノート」というアナログのノートを利用しています。名前は僕が考えたものです。利用法も。これは考えてることを書き込むんですね。意識ってぼんやりしているものだから、書き出すことでしっかりした形になります。するとそこを足掛かりに考えが進められるんですよ。実際に利用したことのない頃の僕ならこんな話を聞いてもスルーしているかもしれません。でも今となってはこれなしに本格的な思考はあり得ません。とても頼りにしているものです。
さて、これに書き込む際にはある程度ちゃんとした文字で書きたいのです。考える行為は精神的な行為ですから、気分に左右されやすいと思うのです。すっきりした気分で考えたいですね。なので漢字をちゃんと使いたいわけですが、僕はあまり覚えていないんですよ。読めても書けない。口で言えても漢字が思いつかない。でもまぁパソコンが目の前にありますから、何かに入力して変換するだけで足ります。足りるはずです。いやしかし足りない。字が小さいと潰れてどう書いてあるか見えないんです。そこで登場するのが「漢字調べるやつ」という訳です。
いやなに、入力した文字が大きく表示されさえすればいいんですよ。いいと思うでしょう? だけど僕はちょっと手を加えました。画面内に文字がきっちり収まるほうが精神衛生上いいわけです。画面内の最下段に達したとき、文字がちょうど画面いっぱいになっていてほしい。ということで、フォントサイズを微調整するスクリプトを書きました。
function setFontSize() {
let windowHeight = window.innerHeight
let lineHeight = 1.1
let frameHeight = Number(window.getComputedStyle(nod_textarea).paddingTop.slice(0, -2)) + Number(window.getComputedStyle(nod_textarea).paddingBottom.slice(0, -2))
let fontSize = 140 // およその font-size
let lineN = (windowHeight - frameHeight) / (fontSize * lineHeight)
if (windowHeight - fontSize * lineHeight * lineN < 10) {
lineN = lineN - 1
}
fontSize = (windowHeight - frameHeight) / Math.floor(lineN) / lineHeight
nod_textarea.style.fontSize = fontSize * 0.99 + "px"
}
高さ方向しか調整してないです。横は、僕の PC だとちょうどいい具合に表示されるんですよ。だからとりあえずこれでいいや、ということにしました。全コードはこちらです。