カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

パソコン自作の道程

20 年ぶりくらいに自作パソコンを組み立てた。いい加減に考えていたのでいろいろと寄り道をした。その道程をつづることにする。

ケース(使ってない)

Cooler Master Silencio S400 静音型 ミニタワー PCケース ¥ 10,586

まずはケースを買った。ほしい物リストに入れていて、値下がりしているのを発見したからだ。このとき気づいていなかったんだけど、 ATX で組むつもりなのにこのケースは Micro ATX 用だ。ほぼ同じ見た目の ATX 用が売れていて、そっちを選んだつもりになっていた。慣れていれば写真を見ても気づくはずなんだけど、気づけなかった。こちらの手落ちと言うことで返品するのも申し訳なくて手元に残っている。

メモリ(使用中)

Crucial デスクトップ用増設メモリ 32GB(16GBx2枚) DDR4 ¥ 13,569

次にメモリを買った。どういう意図でメモリだけだったのかは覚えていない。馬鹿みたいにたくさん積みたかったのだけど、そうすると飛躍的に値段が高くなるので、こんなもんでいいだろう、と。このメモリに思うところはあまりない。

マザーボード(使ってない)

ASRock マザーボード B660 Pro RS ¥ 18,108

マザーボードは安いやつを選んだ。基本的には性能を左右しないと考えたからだ。ケチれるところはケチっていきたい。そういう方針だった。これが光るとも知らずに買った。光ると知っていれば渋ったかもしれない。どうせ見えなくなるんだけど、なんとなく、やんちゃな気がして嫌だったのだ。

CPU クーラー

be quiet! サイドフロー ハイパフォーマンスCPUクーラー DARK ROCK PRO 4 ¥ 11,036

昔はこんな巨大なものはいらなかった。ファンのないヒートシンクで十分だった。というか今でもこんなに大きなものは必要ないと思う。必要ないと思うんだけど、なんとなくいいような気がして買ってしまった。一応静音性に気を配ったつもりだ。この製品にはファンが 2 個あるんだけど、ファンの電源を得るのに、マザーボードには CPU ファン用の電源が 1 箇所しか供給されておらず、電源の分岐ケーブルを別途購入することになった。電力が足りていればいいんだけど。

ちなみに、 Amazon から返品手続きが終了したと謎の連絡が届き、よく分からないが返金された。申し出たほうがいいのだろうけど、卑賤な思いに駆られて黙っておくことにした。

CPU (使ってない)

INTEL CPU Core i7-12700F ¥ 48,480

中の上を目指した。中では物足りない、上の上は天井知らずで高過ぎる。程好いところで手堅く! このときは知らなかったんだけど、12700F の F はグラフィックチップが搭載されてないんだね。知らなかった。知っていたらこれは選ばなかったのに。

電源

オウルテック 80PLUS PLATINUM取得 ATX電源ユニット ¥ 17,755

電気代が気になったので変換効率の高いものを選んだ。静音性にも気を遣っている。組み立ててみると、それでも一番うるさいのは電源みたいなんだけど。 8 ピンのプラグがなくて、 4 ピンのプラグを二つ組み合わせて使うタイプだった。だけど 2 ピン+ 6 ピンという組み合わせも可能でそれは 8 ピンとして使えるのかどうか分からずじまい。どうなんだろう。

ストレージ

Western Digital 内蔵SSD 500GB WD Black SN770 ¥ 9,301

上等なブラックにした。値段がシリーズの他と数千円しか違わないから、この際速いやつを選ぼうと思ったのだ。シリーズの他との比較は分からないけど HDD と比べたら爆速。ちょっとしたアプリなら一瞬で起動する。さすがに GIMPInkscape だとちょっと待つことになる。

ケース(使用中)

Cooler Master Silencio S600 静音型 ミドルタワー PCケース ¥11,596

前に買ったケースにマザーボードが入らないことでミスに気づいた。仕方なしに同じシリーズの ATX 用を買った。ちなみに、このケースを選んだのは見た目が好みだったから。静音設計とか書いてあるけどあまり気にしていない。ケースで違いが出るとは思えないので。それより最安のラインを狙わず、ちょっと高めにしたのは作りが悪いと嫌だから。

組み立て

ここで組み立てられるようになった。組み立てた。僕はマザーボードをケースに取り付けてから他のパーツを取り付けていく。 CPU クーラーの巨大さからしマザーボードを後から組み込まないと無理っぽい気がしていて、実は世間的にはそれが普通なんじゃないかと思ったり思わなかったり。

で、まず CPU の向きを反対にして取り付けて通電してしまった。あきれるばかりだ。それでも取り付け直して通電してみて、どうもメモリエラーが出ていけない。メモリが不良なら返品だけど、その判断がつかない。マザーボードの不良かもしれないし。

メモリ(使ってない)

KLEVV デスクトップPC用 メモリ DDR4 16GB x 2枚 32GB キット ¥12,679

上述から、新しいメモリで試してみることにした。結果、新しいメモリでも同じくメモリエラーが出るのでマザーボードは返品した。今になって思えば CPU を逆にして通電したことで壊れたんじゃないかという気もするけど、そこまではもう分からんので、分からんことにしておく。

マザーボード(使用中)

MSI MAG H670 TOMAHAWK WIFI DDR4 マザーボード ATX ¥23,350

セールで安くなっていたのと、チップセットが新しいっぽいので、これにした。高いマザーボードにはしないつもりだったのに、なぜか欲の皮が突っ張って選んでしまった。結果的に、 CPU の取り付け位置がケースの天板から離れてくれたので、巨大な CPU クーラーでも取り付けがしやすくなった。よかったよかった。

CPU (使用中)

INTEL CPU Core i7-12700F ¥ 50,377

で、マザーボードはまだエラーを吐く。グラフィックのエラーだ。このときは CPU にグラフィックチップが載ってないことを知らなかったので、つまり載っていると思っていたので、 CPU に問題があるのかと思って新しいやつを買った。 ¥ 48,480 から¥ 50,377 に値上がりしていた。

グラフィックボード

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX J OC ¥ 23,520

CPU を新しくしてもグラフィックのエラーが出るので、他の原因を探したんだけど、なんやかんやで CPU にグラフィックチップが載っていない可能性に気づき、調べてみるとアタリで、仕方なくグラフィックボードも買った。安いやつを探すと怪しいやつしかなくて、まともそうな最安値の製品がこれだった。別途電源を必要としないボードで喜んでいる。

起動

パソコンは起動して Windows のインストールもできて、でもライセンス認証で引っ掛かってしまった。前まで使っていて壊れてしまったパソコンに使っていたプロダクトキーを入力したのだけど認証が通らなかった。他に余っていた Windows 8.1 の頃から持っていて 10 にバージョンアップしてあったプロダクトキーが通った。めでたしめでたし。

しかし、その他諸々を合わせると総額 25 万円になってしまっていて、ひどく高い買い物になってしまった。余っているパーツでもう 1 台組めば有効活用になるのだけど、それにはまたお金がいるし、使い場所がないし、困ったものだ。