カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.79 - CPU

2022/08/02 僕はあまりCPUを重視していない。それよりメモリだろと思っている。メモリをしっかり積んでおかないと軽快な動作は望めないからだ。でもCPUは世間ではちやほやされているし、パソコンのパーツの中で一番高いのがCPUだ。気分的にはCPUなんて一番安いやつにしてしまってもいい気がしているけど、今回作る自作パソコンではちょっと気張った。なんと言っても僕にとってのフラッグシップモデルである。どこもしっかりしておきたいのだ。中の上くらいのCPUにした。高い。5万円もする。10万円強で作るつもりだったから、総額の半分近い値段がしている。コンピュータの脳に例えられるCPUは値段的には伊達じゃないのだ。僕は伊達に買ってしまったかもしれないが。それにしても、確かにCPUは重要なパーツだが、動きさえすれば多少遅くても大きな問題にならない。CPUをフル回転させる作業をするなら別だ。3DモデルからCDを作るのにレンダリングさせるだとか、動画をエンコードするとか、そういうことを頻繁にするならCPUの速度が重要になってくる。しかしブラウザでウェブページを閲覧したり、テキストエディタでなんか書いたり、たまには画像編集をすることがあっても、CPUに速度を発揮する場面はさほどない。コアの数が多ければ同時にできる処理の総量が多いけど、CPUの速度が高くてもあまり体感できないのと同じで大きな影響はない。と思ってる。この話に技術的な確からしさはない。で、つまりCPUは遅くてもいいし、コアが少なくてもいいのだ。そんなことよりメモリ不足になったときのほうが影響が大きい。もうそれはパソコンが止まったようなものだ。じっとりとした時間が流れてパソコンは微動だにしない。もう強制終了したほうがいいんじゃないかと思わされるけどパソコンは必死に頑張っているから壊れる可能性が高くなる。そんな困った状況にならないためにメモリをたくさん積むのは正義なんだ。だけど。だけど、だ。CPUの性能には憧れるものがある。高級なCPUが使いたい。なんかいい気分がするだろう。CPUはロマンだ。ロマンは金を消費するばかりで役に立たないことが多いが、それでもなぜか人を動かすのはロマンなんだ。僕はロマンに従ってCPUを選んだ。まぁ高かったけど最高級品ではない。中の上だ。そのくらいで勘弁してやらないとCPUの高級品なんて青天井を思わせるほど高い。そんなものさすがに貧乏人の僕が手を出すものじゃない。程々で、それでいて後悔することがないレベルのものにした。いくら僕がCPUは低級のものでもいいと言っても、しかし下手なものに手を出して泣きを見るのは嫌だ。そこそこの性能は欲しい。この先10年何に使うか分からないのだし。いやしかし、何が決め手かと言えばロマンだ。フラッグシップモデルを飾るそこそこのCPUが欲しかった。それに尽きる。