2022/08/14 辞書はそれほど頻繁に使うものではないけど素晴らしいものだ。僕は小説制作をしているから使う機会も普通より多いのかもしれないけれど。辞書といってもいろいろあって基本的な国語辞書の他にも多種多様な辞書がある。類語辞典だとか、てにをはの使い方が書いてある辞書もある。同じ語でも漢字にするかひらがなにするかのルールが書いてあるものもある。一番よく使うのはやっぱり国語辞書だろうか。意味を調べることもあるし、文化庁が提示している常用漢字表に載っているかどうかを調べることもある。僕が使っている仮名漢字変換アプリはATOKなんだけど、これには辞書機能がついていて、これで簡単に調べることが出来る。手軽だからよく使うというのはある。やはり辞書も手軽でないと使いにくい。いちいち面倒だから。他には先に書いた漢字で書くかひらがなで書くかのルールが載っている辞書をちょいちょい使う。これも小説を書くからというのが強い。小説家の端くれとしてきちんとしておきたいという思いがあるからだ。もちろん小説を書くときには端くれも何もなしに気にしないといけない。仮名漢字変換アプリが変換するのに任せていては表記揺れが発生してしまう。何も仮名漢字変換アプリが勝手に表記揺れを起こすというわけではないのだけど、文字を書くにはいろんなケースがあって、ルールブックにあるとおりに漢字やひらがなを選ぶことばかりではないからだ。どうしても漢字で書きたいときもあるし、いろいろだ。辞書にはまた他にもてにをは辞典というのが発売されている。ある単語についててにをはをどう使うべきか書いてある。例えば「対処」という語に続く言葉として「対処が難しい」であるとか「対処の仕方」がある。記載されていないけど「対処で変わる」とか「対処をやめる」とかがある。なんで載ってないんだろう。おかしいな。まぁいいか。載ってないけど使える辞書なんだ。信じてくれ。他には安い辞書だけど擬音語・擬態語辞典なんていうのもある。辞書に載っていなければ使えないという類いのものではないけど、参考にする程度には役に立つ。自分がこの擬音語はこんなシーンを音にしているんだと思っていても、実際の用法とずれているかもしれない。不安な場合には心強い。という具合に辞書はいろいろあって、使いどころがマッチすればとても有用だ。わざわざお金を使って購入するとなると食指が動かないかもしれないけど、あればあったで年に一回くらいは役に立つかもしれない。自分の用向きにあった辞書と出会えればきっと幸せになれるだろう。