カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.81 - 自作パソコン3

2022/08/04 自作パソコンはキツい。キツいというのは現状で頑張っているのに動かないからだ。CPUは向きを間違えて装着して通電してしまったから壊れていると思って新しいやつを購入したけど、やっぱり同じエラーが出る。不備な点があるのは確かだ。モニタへの出力にディスプレイポートtoVGA変換ケーブルを使っている。これが気に入らない可能性がある。こんなふうにエラーの可能性を潰していかないといけない。パーツを最初から完璧にそろえて組み立てればいいのかもしれないが、今手元にモニタがあるのだからそれを使わない手はない。手持ちのパーツを使うことで安く上げられるのも自作パソコンの特徴の一つだ。だけど上手くいかなければ出費がかさむ。または動かないと何が原因か突き止めるために新たなパーツが必要になることもある。問題を持っていると疑ったパーツは新しいものを買って交換してみないといけない。交換するのにお金がかかる。それに間違ってパーツを買うこともあるし、なんやかんやで出費がどんどん増えていく。鈍臭いからだろうか。もっと計画的に完璧に組み立てをすればいいのかもしれない。いや、それは僕にとって難しいことだ。僕はうっかりしている人間で、もう治らないだろう。そういう人にとって自作パソコンは避けるべき道なのかもしれない。最初から自分がうっかりしていることが分かっているのだから、自ら崖から落ちるようなまねをしないでいいじゃないか。でもそこが分かってないのがうっかりさんなんだ。うっかり自作パソコンに手を出してしまうんだ。もうどうしようもない。しかし昔は大して何も考えずに自作パソコンを組み立てていた。そんなに動かないで困るものではなかった。CPUがメモリスロットに刺さる訳はなし、刺さるところにパーツを挿していけばよかった。昨今は難しくなっている。CPUは逆向きに装着することが可能だ。メモリを挿すスロットは色分けしてない。電源を挿すのにコネクタを合体させる必要があったりする。難しくなっている。自作パソコンはハードルが上がっているのだ。一度組み立ててしまえば事情が分かるから難しいことはないんだけど、ほぼ初心者状態で組み立てるのは難しい。CPUクーラーだって肥大化して取り付けるのが困難になっており、組み立ての面倒さを増している。昔はCPUクーラーなんて放熱フィンを乗せるだけだった。っていうかそんなもの僕は乗せてたっけ? なくても動いていた気がする。牧歌手だった言うことができるかもしれない。今のような自作パソコンが広く門戸を広げてから30年くらい経つんだろうか。物事は簡単なほうへは動かず難しいほうへ動いた。考えるにパーツの製造コストが削減されているという面がある気がする。CPUが逆向きに装着できることなんかそれを表していないだろうか。フールセーフを考えれば逆向きでは装着できない施策が必要となる。そういうことがなされていない。まぁ小さな溝があったが、そんなもの関係なしに逆向きに装着が可能だ。もっとお金をかけてフールセーフしてほしいけど、世知辛い世の中なのかもしれない。自作パソコンにも世の中が反映されているのだ。コストダウンの波だ。そういうことか。そうだね、世知辛いね。うっかりしている人間には厳しい世の中になってきたよ。自作パソコンでもそうなってきているんだ。