2022/07/11 たまにファンタジーな夢想をする。夢想をするというか、ファンタジーな情景が思い浮かぶ。アイディアとか呼ぶのかもしれない。ファンタジーな夢想を形にしたいという欲求はある。小説に盛り込むのだ。でも実現できたことはない。僕は基本的に長編ばかり書いている。長編の中に無理矢理入れるわけにもいかない。プロットとして面白いものを描くのが本筋であって、思いつきでシーンをねじ込むのは違う。残念だけど仕方ない。でも短編ならその夢想を中心に構成することができるだろう。だけどやっていない。せっかく小説制作できる気分のときにはメインの活動である長編に取り掛かりたい。時間は有限、というより貴重なのだ。だからファンタジーな夢想は夢想のまま忘れ去ってしまう。いちいち形にしたほうがいいんだろうか。練習にもなるだろうし、ちょっと時間を取って書いてみるのもいいことだという気もする。ただこうしてうだうだ書いていることから分かるように、気乗りはしないのだ。新しいことを始めるのにためらっている。僕は保守的だから。でも始めてみなければ始まらない。新しいことに挑戦するのはしばしばいいこととされる。本当にいいことなのか分からないけど、いいことのような気がする。ファンタジーな夢想を形にしてみようかと思う。思い付いたらやってみよう。って言うか、ここが問題なんだ。思い付くことが希だから、その希な機会に「やろう」という気になるかどうか。難しい問題だ。そもそもファンタジーな夢想というのが感覚的で茫洋としたもので、つかみ所がない。何かの切っ掛けにするのが難しい。注意しておかないといけない。