カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

落書き - 中世ヨーロッパ風ファンタジー世界の治療

治療魔法だとか魔法治療薬だとかいうものを見掛ける。なくてはならない概念という気がする。戦うことの多い世界観だから、キャラクターにはケガをしてほしいし、ケガをしたなら治療しないといけない。全治3ヵ月なんて言ってられないから魔法で治しちゃうしかない。

しかしあまり簡単に治ったのでは面白みがない。なんでももったいぶらないといけないのだ。滅多にケガをしないし、ケガをしたなら滅多なことでは治らない。そこにこそ強い欲求やその他の感情が生まれる。ゲームのように、戦闘中に全快なんかされたらケガを負わせた意味もない。ケガを押して敵を倒すのが面白いんじゃないか。

まぁ個人的には主人公がケガをするような事態は避けたいけれど。読書中あまり精神的な負担が大きいと疲れてしまう。

それはそれとして。

程度の問題だけれど、治療の難易度を高めたいところだ。治療魔法には集中力が要るから戦闘中の回復は無理、とか。魔法回復薬は栄養ドリンクみたいな手軽さで買えない、とか。とにかくもったいぶって陳腐化を防がないといけない。