カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

日記 - そこそこだった

0時半に起きた。濃いコーヒーを飲んだ。

昨日「滅亡国家のやり直し 今日から始める軍師生活(1)」に登場するキャラクターに恋をしてしまったことがわかった。気になって仕方なかった。でも一過性のものだ。今朝は尾を引いているものの、さほどではない。現実世界で毎日顔を合わせるのならともかく、ちょっと読んだ本の登場人物くらいならそんなものだろう。

カート・ヴォネガットの『読者に憐れみを ヴォネガットが教える「書くことについて」』の続きを読んでいる。カート・ヴォネガットが大学で教えているときに課題を出した。「長編小説と比較して、短編小説が物理的、精神的限界があれば、それについて4ページのレポートを書く」などだ。僕は7年間小説制作に携わってきたけれど、この課題を達成することができない。長編小説と短編小説の違いなんてわからないからだ。他方で、一小節かであるカート・ヴォネガットがこんな課題を出せることにも驚いている。自分がまったく次元の違う劣等人間であるように感じる。どうなっているんだ、この世界は。

「読者に憐れみを」を読んでいた。やっぱりアメリカ人女性の書いた本はわからない。おしゃべり調で、論旨が見えず、何を言いたいのか理解できない。こういうところからして、男と女はわかり合えないのかもしれない。

ぼうっとしたり情報整理したりしていた。理解できない本が読めるなら川端康成の「雪国」や「伊豆の踊子」なんかも読めるかもしれないなどと思っていた。

川端康成の「伊豆の踊子」と、川上未映子の「乳と卵」と、乙一の「GOTH 夜の章」を試読することにした。GOTHはLINEオプチャで友達に勧められたので試読くらいしみるか、となったもの。

腹が減ってなんにもどうでもよくなってきた。食事前はいつもそうだ。僕の体はもう普通じゃない。医者に言われた。普通の量を食べていたのでは糖尿病になる。少ししか食べられない。食事前に飢餓が訪れるのは仕方ない。というかもっと食事量は減らさないといけないだろう。苦しい人生になる。そんな人生を送るなら糖尿病になったほうがマシなんじゃないか。いや、きっともっとひどい目に遭うんだ。苦しいなぁ。

午前中

ロバート・マッキーの「キャラクター 登場人物の本質と創作の技法」の続きを読んでいた。この人は精神的なことを外面と内面に分けて考えている。外面は実際の言動がどんなものかということ。内面は本当はどう思っているか感じているかということ。つまり外面と本当の気持ちは異なっているという解釈。僕の考えでは内面の総和が実際の言動となって現れているというものだから違いがある。なのでここで読んだところは重要に感じなかった。

回復体位を取ってXをしていた。頭が楽になった気がする。すっきりではないけど。なんか他にもしたらいいのかな。クエン酸水を飲んだ。多少すっきりしたかも。

「キャラクター」の続きを読んでいた。30分強かな。あまり進んでない。早い段階で節目を感じた。少しして疲れを感じた。3割くらい精神力ゲージが減っている。6割に達したら大して何もできないだろう。9割はレッドゾーンだ。日常生活ではあり得ない。そんな設定だ。

回復体位でXしていた。面白い動画があった。僕はこういう「気付いたらとんでもないことになっている」というのが大好きで。

職場でストレスが溜まりすぎて仕事ができなくなったことがある。CADを操作するのでマウスを使うんだけど。嫌で嫌で、あまりにも嫌でマウスが動かせない。腕を動かす信号が脳から出ない。動かそうとしているのに、というか動かさないといけないとわかっているのに、動かせない。不思議な体験だった。思いどおりに体が動かないんだから。

「キャラクター」の続きを読んでいた。昼食まで読んでいた。「世界に影響を与えた百冊の物語」というやつの1位に選ばれたのがホメロスの「オデュッセイア」らしい。ロバート・マッキー曰く主人公のオデュッセウスは多くの相反する性質を持っていたとのこと。じゃぁ読んでみようかと思ってメモ帳にメモっておいた。著作権はないだろうから安く読めるといいのだけど。

午後

疲れている。昼食しても疲れが抜けない。とりあえず回復体位になって「滅亡国家のやり直し 今日から始める軍師生活(1)」の続きを読んだ。物語に暗い影を落とす仕掛けがある。こういうのは嫌いだ。物語制作ハウツーなんかでは読者が気になって読む手を早めるみたいなことが書かれている。僕にとっては違う。読みたくなくなる。早く忘れたい。ぜんぜん面白さにつながらない。やめてほしい。僕はやらないぞ。

1時間くらい読んでいた。昼食前にエアコンを切ったんだけど寒くなってきた。エアコンをつけた。それから疲れが抜けない。アニメを見るくらいしかできないと思うけど、気乗りがしない。とりあえずこの日記を書き進めた。

Prime Videoで「異世界食堂」の第1話を見た。盛り上がりのないタイプだと思っていたけどやっぱりそうだった。でも楽しめた。これも思ったとおり。何が面白いというわけでもなかった気がするけど、よかった。

Prime Videoで「プリンセス・プリンシパル」の第1話を見た。前半はおしっこを我慢しながらの視聴だったので楽しめなかった。後半はそれなりに楽しめた。でも思っていたほど面白く感じなかった。なんでだろう。自作品に生かしたい。全体的に、微妙に、間が抜けたニュアンスがあった気がする。シリアスなのが好きだから、ちょっと雰囲気が好みと合わなかったのかも。しかしアンジェがかわいかった。ウソがよかった。すごくよかった。終わりのウソが本当にしびれた。

Kindleラノベの「異世界ウォーキング \~エレージア王国編\~」を読んでいた。以前試読したことのある作品で、少し読んで終了した。

Kindleラノベの「図書館の天才少女 \~本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います!\~」の試読をした。試読がたっぷりあって読み終わっていない。これはいい作品だと思う。夕方になって着かれてきたので終了した。

総括

今日はそこそこだった。いいそこそこだった。小説制作できてないのが悔やまれる。できていればとてもとても幸せな時間だったろうに。でもそこそこ幸せだった。