カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

日記 - そこそこだった

1時に起きた。寝ぼけている。濃い濃いコーヒーを飲んだ。少し意識がはっきりした。部屋を出てすぐの場所にカメムシを発見した。駆除した。殺虫剤が残り1本になった。買わねばならん気がするが、お金がない。錬金(ローン)はできるものの、やはり苦しい。しかしカメムシの羽音に大声で悲鳴を上げてしまう僕にとって殺虫剤の有無は死活問題。冗談抜きにおかしな動作をして階段から転げ落ちたり、悪くしている膝をさらに悪化させる危険性はコロナに罹患するより高いかもしれない。フマキラー 冷凍ジェットを注文した。

ところで、前述のリンクはアフィリエイトのURLだ。アフィリエイトはなにかと忌避される。そこに働いている心理は他人に利益をもたらすのが嫌だというものだ。心理学の実験でなにかあった。実験の被験者Aにこう提案する。「『主催者が被験者Bに1000円あげる』という選択をすると被験者Aは100円もらえる」というものだ。拒否してもいい。この実験では拒否する人のほうが多かったとのこと。自分が100円分の得を捨ててでも他人に1000円が渡るのを阻止するのだ。イマイチ美しさの欠ける精神だ。僕にもこの性質がある。アフィリエイトURLを踏むことに忌避感がある。この性質を悪いと言うのではない。自分に美しくない部分があると自覚するのが重要なのだ。

プログラミングをしていた。mdparse.jsの修正・改修だ。大規模なものになっている。こんなことになるとは思っていなかった。もっと簡単に、というかおざなりにするのだと思っていた。あっちやこっちに手を入れていると粗が見えてくる。以前は知らなかった書き方もあるし、いろいろと書き換えることになった。

午前中

夏はもう明るくなっていたのにまだくらい。6時すぎだ。やらないといけないことが少し溜まっている。プログラミングしだすと根を詰めるようになる。よろしくないな、と思い今この日記に何事かを書いて気分転換しようとしている。溜まっていることをすればいいのだけど、それは面倒臭い。

父の愛を感じる。しかし怒りのようなものも感じていて、物事はまっすぐできていないな、と思わされる。人と屏風は直には立たず、だ。本来の愛とは与えれば与えるほど満足するものだと思うのだけど、父がそうなっているような気がしない。本人的には満足する部分があるのかもしれないけど、僕への思い――それが理不尽なものであっても――が成就しないことや、今の父本人の状況が芳しくないことなどいろいろ重なって負担になっている。

そういえば父は完璧主義者だ。僕も完璧主義な部分があるけど、それ以上だ。自分や他人の失敗が許せない。父自身が失敗したときの苛立ちを見ていると、もうちょっと気楽にやったらどうなんだと思う。母にも似たようなところがある。仕事などきっちりやらないと気が済まず、他人にもしっかりやることを強要するような心持ちだ。まぁ、人はそれぞれ自分がちょうどいいくらいだと感じているはずだ。ちょっと偏っている自覚があっても深い心理の部分ではこれが当たり前だと感じているのだと思う。両親には偏っている自覚がない。無知の知ではないけど、自分を知ることは重要だ。正しい理解から、次の正しい一歩が踏み出せる。僕ももっと自分を見つめないとなぁ。

プログラミングの続きをしていた。一部不用意に削除した箇所があり、元に戻したら無用に元に戻ってきて、なんかグチャグチャになってしまった。気がふっと抜けて10分くらいの間にどんどんやる気がなくなっていった。もうなにもしたくない。いろんなことが不安に感じられるようになった。気分がさえない。なんだこれ。

読書をした。ラノベを読むというだけで憂鬱になる。好んで読んでいた作品で将来的にヒロインが死ぬからだ。もう読まないから死ぬところをみることはないが、いや、憂鬱だ。あんな薄暗い作品を読むんじゃなかった。本当にいけない。僕は内気だし気弱だし陰的な部分もあるけど基本的には陽の気質なんだ。気弱だから陰気なものが不安でいけないのかもしれない。早く忘れたい。あんな作品。あんな作品!

午後

万年筆はどういった点が何に比べて万年なのか、と思った。そんなこと筆と比べてに決まっているじゃないかとも思う。しかし万年とは大きく出たものだ。インク継ぎしないと1年と書けやしないのに。英語だとfountain pen、泉筆といったところだろうか。英語の直訳とかではないらしい。しかしまぁ考えてみれば日本の毛の生えた筆なら墨継ぎしないと1ページも書けないのかな。それを思えば万年なのかもしれない。意味上で正確性を期すのなら無継筆とでもなろうかと思う。でも無というのはネガティブだ。万年筆とはよく言ったものだ。素晴らしい。

カメムシが自室に侵入していた。羽音を立てて恐怖を振りまく。席の上の天上に付着していて処理できない時間が続く。舌打ちをした。舌打ちなどというのは怒りから来る。つまり恐怖に打ち勝つ必要があり、それを担うのが怒りという感情だ。脅威に対して怒りを向けるのだ。つまり僕はカメムシに対して脅威を感じているわけだ。ビビってんじゃねぇよ。それにしても父が舌打ちしたり怒りを露にしたりする。僕に対してだ。イライラしているときがある。父は僕を脅威と受け止めていることになる。そういう意味では僕が父の舌打ちや怒りを恐れる必要はない。怖がっているのは向こうだ。にもかかわらず僕は恐怖する。相手が父でなくとも、不良とか怖いお兄さんとか、とにかく怖いが威嚇してくるようなのは相手が怖がっているのだ。だというのに怖い。ままならないものだ。

ウダウダしてからプログラミングの続きをした。朝は上手く考えられない感じで頭がぼやぼやしていた。時間が経ってすっきりしている。そこそこ進んだ。夕方にはひとまず動くようになった。一番難しいところが変になっていた。明日修正しないとなぁ。いつまで経っても終わらない。

総括

今日はそこそこだった。午前中の途中から沈んだのがいただけない。それでも午後に回復したし、朝は調子がよかった。そこそこだろう。