カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

WSL2 + CentOS Stream 9 の話

ここの記事が優良でした。「 WSL2 + CentOS Stream 9 で快適なローカルLinux環境を作る - systemd 対応版」僕としては Microsoft Store を利用したりしてもっと GUI な操作をしたいところなんですが、 systemd 対応版とあるし、これはなかなかいい話なんじゃなかろうかと思っています。敬意を表して、またついでに僕なりの方法を加味して、記事を立てることにしました。

WSL のインストールは Microsoft Store で

WSL の最新版は Microsoft Store にありますMicrosoft Store でインストールすれば最新状態を保ってくれると信じていますVLC mdia player などはなぜか Microsoft Store 経由でなしに通常のインストールをした場合と同じように更新されましたが。それはそれとして、僕としてはこういう自動化の見込める方法を推したいところです。

WSL をインストールしたらコマンドプロンプトから wsl —set-default-version 2 としておくといいでしょう。たぶんきっと。

追伸: PowerShell なんかも Microsoft Store でインストールできるので、僕はもう断然 Microsoft Store を推す次第。

Windows 機能の有効化は GUI

紹介した記事ではコマンドでささっとやっているのですが、僕のような坊やには何をやっているんだか分からなくて、実感が持てません。でもなぜか GUI で操作すると理解してやったような気分になるんですね。

Windows のプログラムの検索窓から「 Windows の機能の有効化または無効化」と入力して表示されるプログラムを起動します。実際のところは検索窓で「 windowsの」と入力したところで候補に挙がってきます。

もうちょっと言うと Windows の「設定」を開き、左のメニューから「アプリ」を選択し、右のメニューから「オプション機能」を選択し、一番下にある「 Windows のその他の機能」からアクセスすることができます。

ここで「 LinuxWindows サブシステム」と「仮想マシンプラットフォーム」をチェックして「 OK 」します。機能がインストールされ、再起動が促されるので再起動します。

CentOS Stream 9 の取り込み

まずファイルの展開は Windows の機能だけで足ります。紹介されている GitHub mishamosher/CentOS-WSL レポジトリからダウンロードしたら、エクスプローラーでダブルクリックして開き、 rootfs.tar.gz をホームフォルダにでもコピペします。紹介した記事ではここで gz を解凍していますが、解凍せずそのまま取り込めます。

また、フォルダ Packages 内に事前にフォルダを作っておく必要はありません。なのでコマンドで下のようにします。

wsl --import "CentOSStream9" ${env:LOCALAPPDATA}\\Packages\\centstr9 rootfs.tar.gz

WSL のアップデートは不要

繰り返しになりますが Microsoft Store からインストールすると最新版が導入されます。アップデートは不要です。

基本は紹介した記事に従う

ここでは僕の趣味を語った程度の話なので基本的には紹介した記事を踏襲すれば大丈夫だと思います。そもそも systemd の有効化って凄くないですか? サーバが立てられるってことだと思うんですけど、ここはまだ試していません。なんかわけもなくサーバ立てるのも気が進まなくて……。

ということで僕は今回素晴らしい記事に触れて感動してしまいました。感動ついでにコバンザメのようにひっついて記事を立ててしまいました。ああ、気持ちのいい執筆時間でしたね。