カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

WSL が要らなくなった

要らなくなった? そもそも最初から僕にとって有益な存在だっただろうか。サーバが動かないのになんの役に立つというのか。 Git for Windows を入れたせいか WindowsPowerShell でも Linux コマンドが使えるし、 Git 自体も WSL は不要だ。ああ、先日記事にした wget を使うのに WSL が有用だ。でも Linux マシンが稼働しているので SSH して使えば済む。僕にとってどうなのか、という話をするなら不要だったのだ。

こうなってくると、じゃぁ一般的には何に使われているのか(一般的?)が気になるところだ。プログラマが何かに使っているイメージがある。 Node.js とかを動かすのだろうか。 Node.js ってサーバではないのかな。ウェブサーバもできるって話だからサーバとして振る舞うこともできるのかもしれない。よく分からないけど。

Linux アプリで有用なものがいろいろあるんだろうか。 GCC なんかは Linux でしか動かない気がするな。ああ! そうだ、 Python の動作環境としては Linux がいいのかもしれない。そう考えるといろいろありそうだな。プログラマ向けの何か、だ。コンシューマ向けで使えるアプリはしばしば Windows に移植されているから Linux にこだわる必要はないのだけど。というか Linux に親しんだ人にとって身近だったアプリが使えるのはありがたいことなのかもしれない。

それにしても、僕にとって WSL がなんだったのかというと WindowsLinux が動くってよ! っていうなんかワクワクする存在だった。ちっちゃなウィンドウでサクッと Linux が起動するのなんて感動してしまう。エンターテインメント性があった。酔っていたのだ。でもしらふに返ってみると少なくとも僕にとってはあまり実用性がなかった、ということになるだろう。プログラマとかじゃないからね。

ところで、 WSL というのは、実は僕は 20 年くらい前に会社で触れている。 Windows サーバとUnix マシンの橋渡しとして WSL という製品があったのだ(あったと思う)。 WSL を入れると NFS が使えるようになって、 Unix マシンのデータを保存することができるようになる。僕が選んで購入したんだよー。ちょっとは思い入れがあるさ。こんなに大きく成長して……、みたいな感覚がある。いや、考えてみると WSL だったのだろうか。 WSU のほうがしっくりくる気がしないでもない。まぁいいや。

そんなわけで WSL からはちょっと距離を置こうかな、という気がしている。なんか Winsdows をインストールしたら有効化するのが当たり前でしょ、という感覚だったのだけど。僕にとってはサーバ用途くらいでしか使い道がなくて、サーバが使えない WSL はあまり有用ではないんだよな。そういう点で考えるなら VirtualBox 使ってバックエンドで自動起動するようにしておいたほうが使い出があるのかもしれない。しないけど。