カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

ファイル名置換アプリについて

ファイル名の置換アプリといえば Flexible Renamer が最高峰だろう。 Linux ユーザはコマンドでささっとやるのかもしれないけど、 Windows ユーザとしては GUI で確認しながら操作できるアプリがありがたい。 Flexible Renamer はまさにそこのあたりを最高の形で実装している素晴らしいアプリだ。事細かなオプションが用意されていて様々なファイル名置換の要望に応えてくれる。

しかし僕にとって非常に残念なことがある。開発が止まっていることだ。まぁそもそも完成の域に達しているようなアプリだから開発が終了していても問題はないのだろうけど、僕は開発の止まったアプリを好まない。なんか終わってる感じがして嫌なのだ。それともう一つ、確か .NET Framework のランタイムライブラリだったか何かをインストールする必要があったような気がする。気がするだけだ。僕はまた、こんな開発の終わったようなものをインストールするのを好まない。というような理由から Flexible Renamer は使いたくないのだ。あと UI が古臭いというのもあるかな。

替わりに使っているのが ReNamer だ。これもなかなか秀逸なアプリでファイル名置換するのに不便はない。ただ Flexible Renamer のような置換ルールを入力する端から置換結果の表示が変わっていき確認しつつ置換ルールを考えられるような即応性がない。置換ルールを別ウィンドウで入力して閉じると置換結果のファイル名が表示されるのだ。これはちょっとまどろっこしい。

Flexible Renamer と比べて悪いところを書いてしまったが、このアプリ独自のいい点もある。置換ルールを複数セットすることができるところだ。そのセットを保存しておくこともできる。個人利用ではあまり優位な機能ではないかもしれないが、業務で同じ作業を繰り返す場合などには有用だろう。商用利用には $25 の支払いが必要だがさほど高いものでもない。

ということで、たまに「これがないと事実上不可能」な作業が発生した際の必需品、ファイル名置換アプリの僕なりの事情と回答でした。