カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

思考ノート - 僕が書きたい物語のキャラクター性について

2023-04-05 僕はどちらかと言えば勧善懲悪な話が書きたい。水戸黄門やそういう時代劇が僕の根底にあるように思う。純粋に勧善懲悪の話を書くなら敵役のキャラクターは悪の面だけが必要であり、裏にある善性やその他の性質について描く必要はない。だけどキャラクターに厚みを持たせようとするとそういった面も描いたほうがいいだろう。とはいえ、主人公と敵役それぞれに譲れない正義があって、そのぶつかり合いになってしまうと勧善懲悪という話ではなくなってしまう。

つまり悪役は悪役のままで厚みを持たせたいわけだ。それは例えば雅な趣味があって、悪役の顔のまま雅な趣味を楽しむ様子を描くということになるだろうか。悪い顔で生け花をするみたいな。ここで例えば料理が趣味とかになると妙に家庭的で微笑ましく、悪役のイメージが損なわれてしまう。これはちょっと思い付きなんだけど、怪我をして死にそうな犬を見付けた際に解放するのではなく、すぐに楽にしてやるという意味で殺すなんていうシーンがあると暗くねじ曲がった性格が描けるのかもしれない。

いや、それが主人公ならどうするのかみたな話は別にして。なんというか、実際に死にそうになっていて手の施しようがない場合に、どうするのが本当に犬のためになるのかなんてのは意見の分かれるところだろうから、あまりほじくらないほうがいい。単に悪役が死をもって優しさを示すという薄暗いシーンが存在すればいいという話だ。まぁそれはそれとして、趣味を描くのは一例であり、有効な手段ではあるけど、あくまで一例だ。もっと他に性格や性質を表現する方法はあるだろう。

つい花を目にして微笑む姿なんてのを想像してしまうけど、これだと悪役の姿が崩れてしまう。じゃぁ例えば子猫と遊んでいて、笑みを浮かべていたけど、子猫がじゃれて噛みついた際に怖い顔で首をへし折って殺してしまう、なんてシーンがいいかもしれない。他にはまぁ例えば単純にコロッセオで奴隷たちが殺し合いをしているのを興奮して観戦している様子なんかは悪い感じがするな。実際には大勢の市民が同じように熱狂しているわけだから、その時代背景を考えれば、別に悪じゃないんだけど。じゃぁ他にもっといいシーンはないかな。

ここまでの文章をChatGPTにコピペしたら何か出てこないかな。試してみよう。エラーになってしまった……。じゃぁちょっとまとめてみようか。

  • 勧善懲悪の話が書きたい
  • 悪役のキャラクター性に厚みを持たせたい
  • 悪役のキャラクターに善性のイメージを持たせたくない
  • どんなシーンを描くのが効果的か

くらいだろうか。下にChatGPTの回答を記載する。ちょっとボケた部分もあるけどいいヒントになったかもしれない。悪役の過去と弱点が有用な部分だろうか。過去のシーンを描くんだねぇ。

まぁ過去ってだけじゃしょうがないから、過去に何か起こるわけだけど。挫折とかだろうか。人を信用できなくなった瞬間とか。人を切る快感を味わったときとか。今書いている話では過去に主人公への嫉妬や妬みから攻撃をして反対に痛手を負うというのを考えているから、過去に関してはそれでいいのかもしれない。

他には弱点か。弱点というか精神的に脆い部分を描くといいのかもしれない。悪役側のヒロインに慰められるとか。え、その流れでヤってしまえばエロも書けるって? そうかもしれないなぁ。

ChatGPTとの会話

問い

  • 勧善懲悪の話が書きたい
  • 悪役のキャラクター性に厚みを持たせたい
  • 悪役のキャラクターに善性のイメージを持たせたくない
  • どんなシーンを描くのが効果的か

回答

「勧善懲悪」の物語を書く際に、悪役のキャラクター性に厚みを持たせるには、以下のようなポイントに注意して書くと良いでしょう。

  1. 悪役にも良いところを設定する 悪役にも人間らしい部分を設定することで、読者が彼らの行動に共感することができるようになります。たとえば、悪役が愛する家族を守るために悪事を働いたり、自分の信念を貫くために手段を選ばなかったりする場面を描くことで、読者は彼らの背後にある動機や感情に理解を示すことができます。
  2. 悪役には過去がある 悪役には過去があり、彼らがどのようにしてそのような行動に至ったのかを描くことで、読者に深い印象を与えることができます。たとえば、悪役が子ども時代にいじめられた経験を持っていたり、人生の中で挫折や失敗を繰り返したことが原因で悪事に手を染めたりする場合があります。
  3. 悪役には弱点がある 悪役にも弱点があり、それが物語の中で重要な役割を果たすことがあります。たとえば、悪役が強大な力を持っている場合でも、彼らにとって克服できない欠陥があることを描くことで、読者は彼らが運命に翻弄されていることを理解することができます。
  4. 悪役が善性のイメージを持たせないためには 悪役が善性のイメージを持たせないためには、悪役が行う行為が、読者にとって正当性がないことを示すことが重要です。たとえば、悪役が無差別な暴力や殺人を犯す場合、または彼らが自己中心的な利益のために他人を裏切る場合、読者は彼らの行動を許さないことができます。
  5. 効果的なシーン 効果的なシーンは、悪役が善良な人々に対して行う行為の中で、善良な人々が悪役に立ち向かう場面です。たとえば、悪役が強大な力を持っている中で、主人公たちが団結して戦いを挑む場面は、読者にとって強い印象を残すことができます。また、悪役が善良な人々に対して行う行為が、読者にとって衝撃的であることも効果的です。たとえば、悪役が主人公たちの仲間を殺したり、無実の人々を犠牲にする場合などが考えられます。

さらに、悪役の行動によって、主人公たちが苦悩する場面も効果的です。たとえば、悪役が主人公たちの大切な人を人質にとったり、主人公たちにとって大切なものを奪い取ったりする場合、主人公たちは葛藤を抱えることになります。このような場面は、読者に悪役の恐ろしさを感じさせると同時に、主人公たちの成長や勝利に向けた努力を見せることができます。

以上のように、悪役に厚みを持たせつつ、彼らの善性のイメージを持たせないためには、悪役の背後にある動機や感情を描くことが重要です。また、効果的なシーンを描くことで、読者に悪役の存在感や主人公たちの勝利への意欲を感じさせることができます。