条件はしたのとおりです。区別がややこしいので Google ドライブのクラウドのことを「クラウド」と呼称します。また、スマホは Android です。
- クラウド上には約 80GB のデータがある
- PC はクラウドと同期している
- スマホの microSDXC カードには PC からデータをコピーしてある
- スマホの同期アプリは「 Autosync - File Sync & Backup 」を使用
まず Autosync - File Sync & Backup でスマホとクラウドのフォルダペアを作成し、双方向同期を設定しました。アプリはクラウドのデータすべてをチェックしているようです。同期をする度に全数チェックが走るようでした。これは思っていたのと違います。
このアプリは PC 版 Google ドライブアプリを引き合いに出して、スマホ版 Google ドライブアプリに足りない同期機能を提供するという話でした。そらならばファイルに変更が出る都度に同期されそうなものです。しかし、そうではなかったのです。
手持ちのデータは 80GB で、 9 万 5000 のファイル数があります。いちいち全数チェックされたのではたまりません。実際たまらなかった。スマホへの同期は考え直す必要があるようです。必要なデータだけやり取りする形がいいでしょう。これは自動同期でなくてもかまいません。
それなら以前から使っている「 FolderSync 」で十分です。細かな設定もできて優秀なアプリですから問題ないでしょう。同期のフォルダを限定し、同期方法はクラウドからスマホへの一方向とし、ファイルの編集にはクラウドに直接アクセスすればいいのです。反映させるのには手動で同期します。
なんだか、つまらない結果に終わったな、という感覚があります。当たり前のやり方になっただけですから。それでもまぁ最終的な目標である自宅内ウェブサーバを見る用は足せそうです――と思ったんですが、ウェブサーバのアプリを物色するに、どれも外部ストレージを認識しないようなのです。これでは面白くありません。すべての計画が頓挫です。