カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.128 - 海

2023/01/26 海は浜辺と松林のイメージだ。原初の海。そんな大したものじゃないけど、子供の頃連れていってらった海はそんな場所だった。海水浴場ではなくて、自然の浜。防風林としての松林。他に誰もいない。大人になって神戸の須磨の海水浴場へ行って驚いた。浜辺に人がたくさんいるのはテレビで見て知っていたけど、なにか遠く無縁のものだと感じていた。でもあんな海水浴が普通なのかもしれない。それにしても海は漁港とかにもある。漁港とかは磯臭い。あの匂いはすごいな。臭い。まぁすぐ慣れるけど。それから海は船から見る海。イメージにあるのはテレビやネットで見たものだけど。海は暗い青だ。底は真っ暗で見えない。見えないから、というかテレビで見ているからなのか、深くてもあまり恐ろしい感じがしない。やっぱ見えていたら怖いよね。100メートルとか下が丸見えだったら高所恐怖症が顔を出しそうだ。しかし海は怖い。深い。足が着かない。見えない海の中に恐怖が待ち受けている。こっちを見ている。もしも船で沖へ出て、海に飛び込んだら、どんな気分になるだろう。怖くはないのだろうか。テレビで見ている分には怖くないんだけど。それから海は魚がいる。捕って食べる。カニがいる。タコもいる。そして謎のナニカもいる。なんだかよく分からない変な生き物がいるんだ。まだ誰も見たことがないものもいるかもしれない。クジラがなにか恐ろしいことをしているかもしれない。知能のある生き物だし、もしかしたら自殺をしているかもしれない。そんなの怖い。深い海の底にもぐって自殺するんだ。死が海にはある。死が満ちている。恐ろしい。海は恐ろしい。でも本当は生も満ちている。生き物がいっぱいだ。ああ、そういえば海洋資源の枯渇が気になるね。魚を捕ればそりゃぁ減るさ。減るでしょうよ。減ってないって話はおかしいよ。海をなんだと思っているんだ。魔法の領域だとでも思っているんだろうか。そんなことない。確かに人間にとってあまりに大きく広い海は魔法というくらいに力を持っている。秘めている。だけど昨今の人類は地球を確実に変化させている。環境破壊がどうのという気はない。とはいえ魚が減って困るのは我々なんだし、あんまり気にしなさすぎというのは問題なんじゃないかな。まぁいいや。こんなところで説教臭くなってしまった。海は波がある。三角波。波が三つ重なって非常にピーキーに高くなってそこにある船が折れる。まぁタンカーみたいに大きい船は波より大きいから、へっちゃらなんだろうけど。でもさ、津波が三つ重なって三角波になったらタンカーでもへし折れるんじゃないかな。怖いな。やっぱ海は怖い。海の水はしょっぱい。なんでしょっぱいんだろう。何で塩が流れ込むんだろう。ほとんど塩だけなのかな。地上にあって水に溶けるものって。へぇ。それにしても海は海洋生物の排泄物でいっぱいだ。でも海水浴にいったら口に水が入ることあるよね。というか、海水浴場の海ではおしっこする不届き者がいるだろうし、ちょっと