カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

僕には兄弟がいます

僕には兄弟がいます。いるらしいです。一人二人と数えるようになる前に死んだとのこと。何十年も知りませんでした。僕は忘れっぽいから、聞いてもすぐ忘れてしまったのかもしれないけど、今の僕が認識しているのは十年前くらいに聞いたのが初めてでした。

なぜ知ったか、それは僕のうつ病の回復を父が霊的方向へ見出したことが切っ掛けです。ある宗教の司祭が言うには僕の死んだ兄弟を大切に扱ってどうとかこうとか、だそうです。僕はこの手の話をのっけから否定することをしませんので、これ自体を悪しげに言うことはありません。

で、まぁ、その司祭さんの言うことが本当だったとして、何をすればよかったのか。両親は先祖の霊も合わせて、今でも拝んでいます。僕は数年ほどでやめました。僕は素直なのでね、拝みましたよ。半信半疑でも。だけど続かない。僕は本気にならないと続かないんですよ。続かない性質の人間に何ができるというのか。

しかし、その兄弟に対して僕はどんな感情を持てばいいんでしょうね。今日は開典占いでたまたま思い出しただけで、もう長いこと思い出しもしませんでした。だからといってそれが悪いこととも思えません。しかし、忘れてしまっているというのも、どうなんだろうと思うんですよね。