小説の考え事をするとき、考えていることをノートに書き出しています。思いのほか鮮明でない思考が、文字になることではっきりしてきて、よく考えられるのです。
思考のテクニック
思考を書き出すと言っても簡単ではないかも知れません。慣れが必要なのではないでしょうか。また、ノートを使ってする思考にはそれに合った思考のスタイルがあるようにも思います。例えば、あるシーンから別のシーンへとんでもない飛躍を起こさせ、それを成り立たせるために間を埋めるように考えるとウマくいくとか。これは僕のやり方の一つなのですが、他にもいろんなテクニックがあることでしょう。
アナログがデジタルか
僕はアナログのノートに書くのが一番で、パソコンに入力していたのではウマく考えることができません。不思議な感覚ですが、いくら考えようとして思考が動かないのです。これはしかし個人によって異なることと思います。同じアナログでもノートなのかスケッチブックなのか、デジタルにしても文章作成アプリを使うか図形描画アプリを使うかで変わってきそうです。自分に何が一番合っているのかいろいろと試すといいと思います。
ついでに
思考ノートにはページ番号を付けています。数ページ前から続きを考える際などにページ番号を指定してリンクの役割を果たす書き込みをしておくと便利です。で、ページ番号を記入するのに使っているのがページナンバースタンプです。一般的なノートでも 60 ページありますから、手書きするのはちょっと大変です。
