カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

小説

食欲の行方

筆が進まない。伸夫は時計に目をやった。昼までにはまだ時間がある。次の食事は遠い。コンビニの唐揚げが脳裏をよぎった。パンケーキの幻影が頭の中で踊っている。伸夫は時計に目をやった。時間が経ったようには見えない。 今回の定期健診で伸夫は糖尿病の危…