カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

日記 - ダメな日だった

起床

3 時に起きた。目が覚めて、なんとなく起きてしまった。こりゃ寝不足で日中に寝ることになる。

昨夜は小説制作が思うように進まないことに苦しんでいた。ここ 3 日間の平均では 1 日 1300 文字ほどしか書けない。 1 ヵ月 4 万文字、長編が 3 ヵ月くらいかかる計算だ。この数字自体は悪くないと思うけど、たぶん実際には 1 日 1300 文字も書けない。

小説世界と現実世界の単位換算表を整理していた。作中ではお金のやり取りがあったり、長さを数字で示したりする。お金は中世ヨーロッパをまねているのでリブラやソリドスに相当する通貨単位が出てくる。現代日本の感覚とは異なって、単位が「円」のように一つに定められていない。どちらかというとアメリカみたいに「ドル」や「セント」みたいに複数の通貨単位が出てくる。ややこしいが、読者が気にする必要のないように書いているので、雰囲気だけ味わってもらえればと思っている。

小説制作をしていた。思いつきでプロットなしに書いている op50 だ。ぼんやりした頭でぼちぼち書いていた。時間が経つにつれて空腹感が増してくる。いい加減耐えられないとなったところで、難消化性デキストリン(炭水化物なので)を番茶に溶いて飲んだ。それから寝転がって制作を続けた。しばらくすると楽になってきた。難消化性デキストリンのおかげか、寝転んだおかげかは分からない。両方かもしれない。

朝食

朝食は白玉団子の入った味噌汁と、大根おろしと、トマト。

朝食して、濃いコーヒーを飲んで、タバコを吸って、調子はまあまあ。

午前中

ちょっと怠いな。寝転がった。やる気があまりない。 Twitter を眺めたり、なんかよく分からないことをしたり、プログラミングをしたりしなかったり、していた。それから 3 時間半ほど寝た。午前中はこれでだいたい終わった。よく寝たものだ。

それにしても、やる気がないというのか、小説制作にはすっかり飽きた気分だし、プログラミングをする情熱みたいなものもないし、なにもしたくない。簡単なことがしたい。簡単で楽だけど成果が大きいことがしたい。

昼食

昼食は冷や麦と、焼いた骨付き鶏肉。

冷や麦にしては食べる量が少なかった。いいことと思う。

午後

やる気が出なくて寝転んで Twitter を眺めるなどしていた。それから眠くなって 2 時間半くらい寝た。今は 16 時前。今日という日はおおよそ寝て過ごした。だけど今は悪い気分じゃない。割と充実した気分だ。示唆的な夢を見た。僕は時代物ファンタジー騎馬民族の王子だったかもしれない。友人には分家のような航空をつかさどる氏族の王子がいた。詳細は上手く説明できないけど、無駄に感じるような時間でも、それを持つことは心の余裕につながるというものだった。

昨今の僕生き急いでいる。先日、余裕を持つべきだというような思いが湧き上がったものだが、今日の夢では深い部分で理解した感じがある。いい睡眠だったのだ。自分で気づいていながら理解していなかったところ、夢に見ることで理解することができた。警句が心に浸透したような感覚だ。

余裕を持ったところで不安は常に僕を取り巻いている。母の老いが気になっていけない。母の老いそのものも気になるし、母が家計をつかさどらなくなった日には僕の借金が父にバレることになるだろう。修羅場は確実に待ち構えている。そのことで決定的な不幸が訪れるのではない。嫌なことがある。その程度だ。だけどまぁ、嫌なことは嫌だよね。

そういうような不安に取り巻かれて生きている。不安社会なんて言われる。誰もが病気や何かについて不安を感じている。いや、感じていない。感じていないが、そういう不安材料が確実に存在しているのだ。家系的な不安もあるだろう。対人的なものを感じている人は少なくない。心に余裕を持っても見えない何かに刃物を突き付けられているような、不幸と隣り合わせのような不安は絶えない。しかしだからこその余裕なんだろう。余裕がなければ不安の正体は見えない。不安を認識した上でリラックスする能力が求められる。いざ刃物を突き込まれたとき対処できるように。そんな気がする。

6 秒エアロバイクをした。汗が少し出るし、息が上がる。いい運動をしたな、というお手軽な満足感が得られる。なんて素敵なメソッド。そう言えば中学生の頃に吹奏楽部で簡単な音階などを練習する教本が「メソード」と呼ばれていた。メソッドとメソード、詰まらせるのと伸ばすのと、逆の効用があるように思うけど、ヨーロッパ圏の人たちは語に特徴を持たせる手法として近しいものを感じていたのかもしれない。なんてことを思った。

もう 16 時半。手早く「エチケットの文化史」をちょっと読んだ。 16 世紀末、エリザベス 1 世の時代のイギリスはヨーロッパの片隅の貧乏国だったとか学んだ。エリザベス 1 世は世界で初めて絹の靴下を履いたのだとか。当時の常識みたいなものがうかがわれる気がする。現代では、僕が見たこともないとしても、誰かが履いていてもおかしくないような時代だ。現代はなんでもあり得るような時代。そんな気がする。

総括

今日はダメな日だった。気分はいいけど、眠くなって寝てしまうというのは、精神的な調子としてはダメだろう。