ドローン現象と呼ぼうか。ドローンとはそもそも4発のプロペラがあるヘリっぽいやつのことだった。それが米軍の遠隔攻撃機もドローンと呼ばれるようになる。そして遠隔操作とカメラの組み合わせは他の乗り物?にも波及していった。僕としてはこれらを広義のドローンという感じがしている。
広義のドローンはそれほど新しい技術がなくても実現できたはずだ。小型の狭義のドローンなら諸々の制御装置が小型化する必要があるだろうけど。米軍の遠隔攻撃機ほどのサイズなら難しいことではない。ラジコンヘリに無線カメラを載せるだけでいいのだし。
そういう意味で広義のドローンは長らく発想されなかった。狭義のドローンが話題になったことで拡張されて初めて登場した。ここにアイデアの妙のようなものを感じる。技術的に可能でもアイデアがなかったために生まれなかった物。それがアイデアが生まれることで爆発的に普及した。
こんな具合な画期的アイデアを発想したいものだなぁ。