カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.74 - 温度計

2022/07/27 温度計は暑さや寒さを客観的に知るために必要な道具だ。いくら自分が暑いと思っていても、温度計で暑い温度になっていなければ気温が高いのではないだろう。自分で暑くなっているのだ。辛いものを食べたとか、ショウガみたいなものを食べたとか、貧乏揺すりが体温に影響しているだとか、別の要因があるはずだ。慌てて冷房をつけるのは軽率かもしれないし、というか体調がどうなのか心配すべきなのかもしれない。そう、体調不良のために発熱しているのかもしれないし。そういう意味では温度計より寒いと感じたらやはり体調が心配だ。これから熱が出るときの予備状態かもしれない。しかし温度計というのはどのくらい正確なんだろう。同じところに並べて置いておいて、暑いときや寒いときで比べてみる必要があるだろう。それでもなお曖昧さが残るのは、時計のように標準時のようなものが決まっていないところだろう。時計なら時報に電話をかけてかなり正確な時間を知ることができる。それに昨今はパソコンにしろスマホにしろネットにつながっていてほぼ正確だし、電波時計も安価で出回っている。非常に信頼背の高い計器と言えるだろう。それに引き換え温度計はどう信用していいのか分からない。詳しい事情は知らないけれど、学術的な用途で使われる高級な製品があるなら、きっとそういうのが信頼性が高いのだろう。ちょっと温度を知るには値が張りすぎのはずだ。なかなか手が出ない。かと言って安価な製品の信頼度がどのくらいなのかよく分からない。1℃くらいの誤差はあるような気がしているが、1℃も気温が違えば結構なものだ。体の弱い者の体調管理などには向かないかもしれない。いや、そういう場合はいっそ早めにエアコンに頼るのか。いやいや、だからそういう運用しかできないところに温度計の不確かさが影響していると言えるだろう。というか、暑さ寒さは温度だけでは計れない。湿度も関係するし、熱線の量だって関係する。熱線とは遠赤外線みたいなやつだ。そこらへんを考え出すと昨今では熱中症対策向けに製品が出ている。僕は持っているんだけど、いや、それにしたって制度がどのくらいなのか分かったものではない。正確な温度計が欲しくなってきた。またお金の無駄遣いになる。そうなんだよ。お金の無駄遣いって言ってしまえるくらい僕も含めて僕らは気温への頓着が低い。まぁちょっと目安になればいいか、くらいの認識だ。その程度の温度計しか広く出回っていないのだし、仕方ないことかもしれない。でも、もうちょっと気に掛けたいな、みたいな気がしている。