この記事は書籍『キャラクターイラスト基本の「き」』を元にしています。
13. 円柱で考える
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本書のキーポイントを「話者で考える」と置き換えてみる。
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一人称視点では話者が決まっている。しかし話者の立場は決まっていない。ドキュメンタリーとして物語を経験している最中、というのが一般的な解釈だと思う。とはいえ場合によっては他の可能性もある。
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手紙に書いている
この場合、例えば「このときはまだノリ子の失踪に気づいていなかった」などと書いても問題ない。他にも「後になって知ることだが~」などとできる。しかしこのくらいの表現は手紙に書いているていでなくても使われているように思う。
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主人公以外
例えばシャーロック・ホームズシリーズはほぼ全編が友人のジョン・H・ワトスン医師の一人称視点で語られている。単純な一人称視点の書き方では主人公が有能だと書くと思い上がりのように聞こえてしまう。他者視点ならそういった問題がクリアできる。
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三人称視点の話者はナレーターのように感じられる。しかし可能性という意味では登場人物でもおかしくはない。
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主人公による語り
主人公が自分の出演したドラマを解説しているなどの概念も可能だ。主人公には知り得ないはずの物事に言及してもいい。ただ「ノリ子は後ろにナイフを隠していた」と直接的に書くより工夫をして「ノリ子が後ろにナイフを隠していた事実を僕が知るときは永遠に来なかった」などとしたほうが自然かもしれない。
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主人公以外
前述と同じようにノリ子が出演したドラマについて語ってもいい。14. 箱で考える
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