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カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

Part 10 | 小説視点で読む『キャラクターイラスト基本の「き」』

この記事は書籍『キャラクターイラスト基本の「き」』を元にしています。

10. 腕・手の構造

ブロックに分ける

  • 物語はしばしばブロックに分けて設計される。三幕構成や起承転結が有名だ。他にも五段構成や序破急などいろいろある。注意したいのはこれらが同じ次元で述べているのではないということだ。
    • 三幕構成

      キャラクターに注目している。第一幕でキャラクターにとっての日常から始まり、日常が崩され第二幕の非日常の対立・葛藤を描き、第三幕では対立・葛藤が解決されて新たな日常が訪れる。

    • 起承転結

      場面の持つ意味に注目している。起ではテーマにつながる萌芽が描かれ、承では芽が生長してテーマへとつながり、転でテーマを別の角度で描いたり状況が反転したりし、結に至ると承と転の緊張が解決する。

    • 三幕構成と起承転結の類似点

      • 三幕構成の第一幕、起承転結の起、それらではキャラクターや世界設定について示される。
      • どちらの構成法でも弁証法におけるテーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼの構図になっている。三幕構成の第二幕における対立・葛藤とはテーゼとアンチテーゼが起こすものであり、第三幕は主人公の成長としてジンテーゼが示される。起承転結の承とはテーゼであり、転とはアンチテーゼであり、結でそれらが統合されてジンテーゼとなる。

指のポイント / 腕のポイント

  • 三幕構成での部分の長さは「第一幕:第二幕:第三幕 = 1:2:1」とされるが、これは2時間映画での話であり、長編小説では第二幕がずっと長くなる。これは第一幕が導入部、第三幕が終結部であるのに対して第二幕が本題だからだ。
  • 起承転結についてはよく知らない。ただ三幕構成における第二幕と、起承転結における承転が対応していると考えれば大きく間違うことはあるまいと思っている。