この記事は書籍『キャラクターイラスト基本の「き」』を元にしています。
6. 身体の起伏
- 感情曲線という考え方がある。読者の気分が良くなるか悪くなるかを表したグラフだ。主人公が好調であったり勝利すると上向き、不調であったり敗北すると下降する。明確な数値は出ないので感覚的なものだ。
- 曲線として捉えずとも、読者の気分をコントロールする意識は重要だ。下降ばかりさせていると嫌になってしまうし、場合によっては上昇ばかりでは単調で飽きてしまう。
- 基本的には感情曲線が上下に振れることで読者は面白みを感じる。上下動の差が激しいほど強い感情を持つことになる。不調を乗り越えて勝利すれば大きな喜びになるし、好調から一転して敗北すれば大きなショックを与えることになる。
- 昨今のWeb小説では感情曲線が緩やかに上昇するだけの作品もある。読者の志向が変化し、ストレスのない喜びを享受し続けたいという需要があるようだ。