面白い小説ってどうやったら書けるんだろう。というかウケる小説はどうやって生み出すんだろう。これを語ることは非常に簡単だ。人気のある小説を複数読んで共通点を見つけて真似すればいい。言うは易し。
面白さの共通点を見つける必要がある。であるなら、面白く感じる部分や展開を認識しないといけない。ただ読んでいるだけではダメなのだ。分析的に読むことが求められる。分析と言っても最初はどうしたらいいか分からないだろう。やったことがないだろうし。でもそこには取って置きのことわざがある。
「読書百遍意自ずから通ず」だ。僕自身は脚本術のハウツー本を多く読むことで、最初はよく理解できなかったことが感覚的に分かるようになってきた経験がある。同じことについて違う切り口で語られていたりすると理解が深まる効果があった。
で。小説を分析するには自分の感情を観察することだと思う。「今面白いと感じているな」という気づきが味噌になりそうだ。これについても誰だって最初は下手だと思う。なんかよく分からんうちに読み終わってしまった、あー面白かった、と。でも諦めず繰り返すことが理解への唯一の道だ。
一つ重要なことについて諦めるべきだと思うものがある。それは近道だ。近道はない。苦労するしかない。正しい方向に向かって進むのが最大限の近道だろう。これについては誰もが常に考えないといけない。向かう先が正しいかどうかと見極めないといけない。
方法論としては前述したようにウケている作品を分析することだ。ただそれ以前に近道を諦めて腰を据えて取り組もうという心構えが重要だろう。