小説制作のコミュニティで交遊する中で感じるのは若年者(中高生とか)の日本語がイマイチなことだ。語の使い方がズレていたり、てにをは(助詞)が変だったりする。「暑さを熱中して汗にすごい」みたいな。善意的に解釈して気持ちをくみ取ることはできるのだけど。論理的に正確な説明は難しそうだ。
なんとなく「そんな曖昧に世界を見ていて物事が分かるのだろうか」という思いがする。自分のときはどうだったか。そりゃぁ見えているものが全てだから、物事が分かっていないことなど気づきようもない。比較できないな。
もしかしたら見聞きするものは正確に把握できていても文章に起こそうとするとエラーが発生するのかもしれない。言語野が発達していないとか、そんな感じ。子供と話をしても日本語がおかしいと感じた記憶はないしなぁ。それに、大人だって文章を書くのは一つの技術と言えるので、若い頃にはまだ難しくても仕方ない。
そういえば高校生で小説の書籍を出している人とかいるんだっけ。そういう人には言語的な才能があるんだろう。ネット小説の書籍化作品には日本語が変なものがたくさんあるから、きちんとした言葉を使えるかどうかは関係ないのかもしれないけど。でもなんかすごい。嫉妬してしまう。僕だって才能が欲しい!