しんなり
朝4時前に起きた。今日はわりと無だ。気分は穏やかで過ごしやすいけど、物事への関心ややる気のようなものがない。はて、どうしたものかな。という感じ。
鬼の居ぬ間
父は昨日から入院している。1週間くらい入っているだろうか。胃のポリープを取るのだそうだ。悪性ではないけど、取ってしまえば安心だし、というノリらしい。難しい手術でもないようだし、心配するものでもない。
亭主元気で留守がいい、とはよく言ったものだ。亭主関白なところのある父だから、いないと羽が伸ばせる。気が楽でいい。元気だからこそ、そう言っていられるし、お金のことを考えると唯一働いている父の存在は重要だ。亭主元気で留守がいい、よく言ったものだ。
ふわふわ
最近、かしこまりを捨てる試みをしている。小説制作をしようとすると、かしこまって力みすぎて、気が重くなってやめてしまう。これを改善する目的だ。いいものを作らないといけないとか、ちゃんとしたことをやろうとか、そういう思いをなくせたらな、と。
試みは上手くいっている。スキマ時間みたいなのに小説制作を入れるのは気が進まなかったものだが、今はできるだけ心を軽くして手を付けるようにしている。こういうことが軌道に乗れば小説制作は進みがよくなるだろう。それにできないでいるゴミ捨てとか、なんかそういうのも解消されそう。
コツについて一般的には「リラックスすること」などと言われそうだけど、僕にはピンと来ない。脱力とか、霧のように漂う軽い気持ちとか、そんな感覚だ。言葉として僕がイメージしやすいという話か。昔からリラックスという語にはピンと来ていない。意味は分かるけど、自分の状態を思い浮かべられない。
#140字小説
あま夫は喫茶イヴでイチゴショートと向き合う。イチゴ。誰の作か。思いつつ口へ運んだ。
1時間前、喫茶イヴはイチゴを欠いていた。店員がスーパー紅果へ走った。
スーパー紅果の朝は早い。暗いうちから入荷がある。生鮮のケースからは甘い香りが漂っていた。イチゴだ。生産者:あま夫。
百合
小説制作していた。百合のやつだ。年表に記入して今のところ矛盾のないことが確認できた。年表はGoogle スプレッドシートで作っていて、基準時のキャラ年齢を入力してあり出来事のあった年に何歳だったか分かる。小説制作にもITが活躍しているね。まぁテキストエディタがそもそもIT関係か。
キャラの過去にあったことを考えていて、泣ける話だったので泣いた。涙もろいのだ。自分で想像して自分で泣いているというのも格好がつかない気がするけど。まぁいい話ができたんじゃないだろうか。本文を書くときが楽しみだけど、また泣くんだろうな。面倒くさい。
フラット
ひとまず小説制作が進んだ。作業としては一段落で、こうなると僕は終わったような気分になる。今日はもうおしまい。みたいな。でもそこで感情を大きく振れさせて弛緩するのではなく、無の境地みたいに気分をフラットに保って次の作業に進みたい。コツコツこなしていく作業というのは、そういう精神が必要な気がする。
ジュースから学ぶ人生
ウィルキンソン GO テイスティアップルというジュースを買ってきた。リンゴ風味で、真水より柔らかく感じる程度の微糖。こないだ買って飲んで気に入ったので。香りがよくてなんだか素敵な気分になれる。
なれるんだけどもったいなくて、しばらく置いておいた。一緒に買ってきたビールを先に飲んでいた。後になって思い出して飲んだんだけど、冷たさが低減して素敵さも低減していた。もったいないからって取っておくとダメ。お金も一緒。使うときに使う!
押せば命の泉湧く
午後はやっぱ調子が芳しくない。つい父に対する恨み言を考えてしまう。妄想の中で追求している。父への不満は確かにあるけど、いちいち噴き出すようなものじゃない。でもこれが核になってストレスがまとわりついて、大きな怒りが出来上がる。こいつを消化することで僕は快感を得ている。怒りを沸々とさせるのは薄暗い快感だから。
しかし午前中は何さら溜まるようなことがなかったのに。穏やかに過ごしていた。するってぇと自律神経が不調になってくるのかなぁ。時間が経つとおかしくなるのと、食事が引き金になっているみたいだ。消化を始めるということは自律神経が働いているわけで、そのあたりがトリガーなのかなぁ。よく分からん。
で、自律神経と来たらツボ! 手の労宮というツボを押した。それぞれ1分くらい。まぁ急に同行ないだろうけど、しばらくしたら、知らないうちに前向きな気分になっていた。ごそごそし始めた。よく分からんけど、ツボでしょう、ツボ。