カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

落書き - 批判の声の大きさ

「批判すると相手を傷付ける」vs「何を世に問おうとも自由」

という問題があるな、と思う。人を傷付けるのはよくないけど、悪いものを悪いと言えない世の中は間違っている。

これには考慮すべきいくつかの要素がある。

  • 批判の強さ

    強く批判するほど傷付きやすくなる。

  • 批判する側の強さ(人数や権威)

    大勢であったり批判対象の分野で権威のある人が批判すると傷付きやすくなる。他方で権威のない個人が批判しても、そもそも対象に届かないこともある。

  • 批判される側の強さ(人数や具体性)

    個人や少人数であったり具体的な対象が定まると傷付きやすくなる。逆に企業を糾弾したり社会全体に問いかける場合には傷付きにくい。

バランス感覚によって自制することになったり、あえて声を大にして訴えることもあるだろう。また批判の様子を目にして、批判することをどう評価するかもバランス感覚による。このバランス感覚をスルーしてしまう人もいるし、バランス感覚には人によって片寄りがある。