女性の絵描きさんからは、ふしだらなものが感じられることがある。下着や下着に隠される部分を奔放に描いている。
もちろん男性の絵描きさんのほうがエグいエロ絵をたくさん描いているのだけど。でも男性が劣情に突き動かされて描いている感じがする一方、女性は何の気なしに開陳している気配を感じる。
素の部分でエロに対してオープン、という気がする。逆に言うと男性が女性の体に神秘性みたいなものを感じ過ぎているのかもしれない。神聖なものをけがす感覚があるため、容易には手出しができず、たぎったエロ心でしか触れることができない。その点、女性にとっては自分の体だから心やすい。日常的で、言ってしまえば雑に扱える。
女性のそういう事情から来る奔放さを、男性は神聖なものが雑に扱われていて「ふしだら」と感じるのかもしれない。