飽き
昨日は一日中カクヨムで「底辺おっさん、チート覚醒で異世界楽々ライフ」を読んでいた。ドハマりした。しかし日も暮れると飽きてきた。明けて今日は気が向かない。よくあることだ。よくあるだけに、自作品でやらないようにしないと、と思う。
同じような調子で話が続くと飽きる。調子とは何かを考える。昨日を思い返せば、主人公の語りでつむがれる話は、およそ同じような声が聞こえていた気がする。世界観がコメディに寄っていて、悲哀を含んだ声音が少しとぼけた口調で終始語っていた。ひとまずそこが問題のように思う。口調に変化がなく、言わば下手な朗読だ。世界観からすると仕方ないことのような気もするし、そもそもウェブ小説なのだから一気に続けて読むには向かないのだ。