カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

落書き - gr030 2023-03-04

父との関係が改善してきていると思う。ただし父の機嫌がいいときに限る、といった感じだが。最近、僕は父の作った昼食や夕食を褒めるようにしている。美味しいと言って食べる。たったそれだけのことだけど、これまで会話のなかった状況では、僕が父をどう思っているのか父としても分からなかったのだろう。毎度料理を褒めることで悪意がなく、好意を持っていると伝わっているのだと思う。父にとって、僕に対する気に入らない思いは残っているにしても、好意を向けてくる相手には、やはり好意を持つものだ。心理学的に言うと「和解」というやつだ。エディプス・コンプレックスでは、父親は殺す対象なのだが、きっと僕は父を殺し、そしてその先へ進んだんだという気がする。年を取ったな。

Amazonのサイトがおかしな挙動をするのでその旨をツイートしたらAmazonのアカウントから案内が来た。案内の中でクッキーやキャッシュを削除すればいいかもしれないと言っていた。合理的な提案ではあるけど無責任でもある。今どきどれだけのサイトにログインしていることだろう。一般的にはクッキー・キャッシュの削除は全部いっぺんにするしかない。全サイトからログアウトするように案内しているのだ。そんな面倒なこと、よくもまぁいけしゃあしゃあと言えたものだな、と思う。いや、合理的な提案なんだけどね。

アナログのメモ帳がある。モレスキンっぽいけどAmazon Basicのやつ、っていうのを買って使っていた時期があるのだ。開いてみたらいいことも書いてあった。「過去は変えられないが一つの気付きで意味が変わることもある」んだそうだ。なるほどな。あのとき恋人が言った言葉の意味を悟った瞬間に過去の意味が逆転する、なんて映画とかでありがちだよね。映画とかは、こういうことを伝えようとテーマとして織り込んでいるらしいのだけど、僕はそういうの気付かない人なんだよな。残念、残念。

鉢植えというのは土が乾いたら水をやる、というのが基本だ。水は底から流れ出るまでやる。で、おしゃれに気を遣ったりすると土の上に化粧用の砂を敷いたりする。すると土が乾いたかどうか見て分からない。これは困った。そこで思い付いたのが、爪楊枝を刺しておくことだ。たまに抜いてみて乾いていたら水をやる。化粧砂が厚くて爪楊枝が届かないなら割り箸でもいい。割り箸が長過ぎれば切断すればいいわけだ。まぁ割り箸を切断する道具がないという人もいるかもしれないが。ちなみに僕は鉢植えの土の表面に白カビが繁殖して困っていて化粧砂を敷くことにした。化粧砂と言っても実際にはハイドロカルチャー用の焼成石の割れクズみたいなやつだけど。

アイディア発想法の一つに「オズボーンのチェックリスト」というのがある。アイディアを得たいときにこのチェックリストにある項目について考えてみるのだ。1.他へ転用できないか 2.他のものへ応用できないか 3.変更できないか 4.拡大してみたら 5.縮小してみたら 6.代替してみたら 7.再配列・アレンジしてみたら というものだ。まぁちょっと何言ってるのか分からない感じだけど、詳しくはググるなりしてもらいたい。このリストについて普段から考慮に入れるようにしたらどうかな、と思い付いたのだ。どうせすぐ面倒になってやめるけど。でもなんか発想一つで軽やかに問題を解決するのって憧れるじゃない。