カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.143 - 粉末

2023-02-13 粉末は薬を思い起こさせる。最近は粉末の薬を飲んでいないが、幼少の頃によく風邪をひいて粉末の薬を飲んでいた。これといって強い味はしないけど、変な味の薬だった。粉末は微粒子くらいの細かいものから、顆粒くらいのものも粉末と呼べるのではないだろうか。いろいろある。今買って飲んでいる難消化性デキストリンは粉末が細かい。容器のふたを開けると煙のようなものが立ち上がる。非常に細かな粒子だ。粉末は薬やなんかみたいに飲むものばかりじゃない。粉末石けんとかある。大学の機械科の実習で油っぽいものを触ったときに粉末石けんで手を洗った。何がいいのかよく分からないけど、工場というとそういう粉末石けんを使っているイメージがある。薄ピンクの粉末だ。粉末といえば粉末爆発みたいな呼び名の爆発があったと思う。粉末が濃い濃度で舞っているところに火をつけると爆発するのだ。一時期世の中で話題になってテレビドラマで使われることもあった。あぶない刑事で使われていた。漫画とかでも使われていたんじゃないかな。二番煎じを嫌う物語作者たちがこぞって使ったのだから滑稽だ。粉末といえば風が大敵だ。粉末は風に飛ばされる。風のないところで扱わないといけない。粉末といえば覚醒剤。ストローで鼻から吸引するんだっけ。粉末だね。白い粉。カミソリの刃で整えて、吸うんだよね。へぇ。粉末といえばいろいろあるはずなのに思い付かない。何があるだろう。粉末は抹茶。抹茶は非常に細かい粒子の粉末だ。あの粉末自体は水に溶けないだろうけど、そこからよくお茶の成分が抽出されて溶けたかのように見える。そういえば粉末は水溶性のものもあればそうでないものもある。ヒゲ剃り前のプレシェーブローションには滑りをよくする粉末が入っていた。サラサラになる。これは水に溶けない。たぶん。プレシェーブローション自体はエタノールみたいなものなので、水に溶けないかどうか正確には分からない。粉末といえば小麦粉。小麦粉の粉っぽさはあまり好きじゃない。なんか粉っぽい。それに引き換え片栗粉の微粒子感はいい感じだ。少量の水を加えると液状化現象がたのしめていい。面白い粉末と言えるだろう。粉末といえば、そういえば人間や動物は粉末を排泄しないな。液体とゲルっぽいやつだ。粉末を排泄することはない。だからなんだと言われると困るが、個人的にはなかなか面白い性質だと感じた。粉末といえば米粉