カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.94 - ゾウ

2022/08/25 ゾウは好きだ。「ゾウさん」と呼びたい。優しそうなところがいい。絵に描かれるゾウの形状が特に優しそうだ。実際のゾウは別に優しいわけじゃないと思うけど動作がゆっくりだから、落ち着きがあって寛大で優しいようなイメージがある。でも荒々しい様子を見掛けることもある。人を襲ったりするらしい。やっぱり野生の動物なんだ。力が強いから何かされたらひとたまりもないようなところもある。その点については他の大中型の動物も同じなんだけど。ゾウというと絵に描いたゾウが身近だが動物園でもみることができる。動物園のゾウは所在なさげに見えてかわいそうな気がする。生活圏も体に対して狭いし何より退屈そうだ。退屈はいけない。ゾウにも何か楽しみがなくてはいけない。しかし考えてみれば野生の動物には食うかヤるかくらいの楽しみしかないような気もする。子供はじゃれ合って遊んでいるけどおとなの動物は何を思って過ごしているんだろう。そういったあたり、ゾウは動きが遅いし心臓のペースも遅いし、思考のペースも遅いのかもしれないな。どうなんだろう。思考が遅いんじゃぁ野生の動物としてやっていけないのかもしれないけど、でもゾウは他の動物に対して強者ではあるから、のんびり考えていてもいいのかもしれない。かもしれないばっかりだな。そりゃぁゾウについて知っていることなんて少ないから。そうそう、毛が結構硬いと知ったときにはショックだった。針金みたいと聞いてゾウ乗りの心配をしてしまった。ショックだったというのはゾウは優しそうだから柔らかくあってほしかったのだろうと思う。あとなんか漫画で象皮病っていうのを見たことがあって怖くなった記憶がある。あの優しそうなゾウさんの病気になってしまうのだ。しかも病気だから悪いことだ。悪いことだし自分が象皮病にかかったことを思って気持ち悪い思いをしたものだ。他には昔エレファントマンという映画があった。見たことはないけど、なんか怖い。そういう人のことを悪しげに言うのはいかんのだけど、やっぱ正直なところ気持ちいいとは言いがたい。なのでゾウというワードを掘り下げるとちょっと気持ち悪い思いが浮かび上がってくる。他にゾウというと、このテーマを選んだ理由であるウェブサービスEvernoteがある。なんでゾウなのか分からないけど、素早く如才ないことが望まれるタイプのウェブサービスにあってゾウというのは不思議だ。そうそう、攻殻機動隊で引用されていて記憶にあるのだけど、なんだったか「ただ森の中のゾウのように」みたいな一説があった。どこからの引用だろう? 聖書かな。まぁいいや。サバンナみたいなところに住んでいるイメージが強くて(実際にサバンナにゾウがいるのか知らないが)森の中というのがピンと来なかった。アジアにだってゾウはいるわけで森の中というのは案外普通のことなのかもしれない。いや、でも聖書ならアジアじゃおかしいし、いや、聖書なのかどうか分からないし、なんにも分からん。