カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.90 - 笑顔

2022/08/15 相対する人は笑顔がいい。僕は気が小さいから特にそうなんだと思う。笑顔は敵意のないことを示す表情だ。好意を示しめしもする。好意を寄せられたい。というか好意を持ってもらってないと恐ろしい。モード系?のファッションモデルは怖い顔をしている。怖い。あれは嫌いだ。拒まれていると感じる。拒まれているところへ押しかけるつもりはない。ともかく笑顔は受け入れの表情だ。相対する人が笑顔でいてくれると、少なくとも好意的に接してもらっていると感じる。例え拒絶の意思を伝える前だとしても、拒絶の意思を強硬にたたき付けるのではない、相手を思いやる気持ちというものが感じられる。昨今はそういう前段階を省略して事務的に事を済ますのが時流になっていると思う。僕としてもあまり冗長なものは好まないのだけど、それにしても、やはり笑顔を見せてほしい。双方に好意的な合意があった上で話を進めてほしい。笑顔は例えばネット上の顔でもそうだ。アイコンだって笑顔がいい。非常にやりやすい。僕はアイコンから強い影響を受けるのだけど、笑顔のアイコンだととりあえず話し掛ける際の壁が一つ消えている。キャラ作りという意味でだろうか、有名人なんかは無愛想な顔のアイコンの人がいる。真面目な顔とも違う、愛想の欠如ではなく、無愛想というマイナスの方向へ針が振れている顔だ。不必要に隔意を持ってしまう。これが笑顔だと、その裏に何が含まれていようと、とりあえず好意を抱いて接しやすくなる。笑顔の裏を読みたいととは思う。笑顔の裏にはいろんな思いがあるはずだ。とは言え笑顔は笑顔だ、という気もする。笑顔とは好意だ。上述したとおり、拒絶するにしたって、平和裏に事を進ませたいという好意があって、その上で笑顔が作られているとしたら、そこに裏があると言えるだろうか。まぁ表現の違いというだけなのかもしれないが、言うなれば「笑顔の向こう側」というものは存在するだろう。笑顔の向こう側、とても気になる。けんか腰じゃないのは理解したから、何が言いたいのか言ってよ! という感じだ。これを取り違えて後々恥ずかしさにもだえるというようなこともある。僕はそういうのを読むのがへただから、しばしばもだえている。笑顔は難しい。いや、笑顔をした上でうまく伝えるのが難しいというべきか。それだけ笑顔には力があるということなのかもしれない。すっかり信用させてしまうような。そう考えると笑顔には注意が必要だ。笑顔に騙されないように。笑顔をスルーして、それはさておき、といった感じで相手を見ないといけない。僕などは笑顔を無条件で信じてしまうから、恐ろしいことだと思う。ああ、恐ろしい。