カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

日記 - いい日だった

起床

4 時に起きた。 1 時間おきに目が覚めていて、嫌気が差していた。 4 時に目を覚ましてタバコを吸って、それからぼんやりしていた。起きるかどうか決めていなかった。ちょっと眠気があったし。 4 時半になり、 5 時が近くなったことで起きることにした。濃いコーヒーを飲んだ。

うつ病の薬が変わってどうなるか期待したり心配したりしていたけど、そう悪くはないっぽい。なんて言っていると、日中になって気分が低下してしまいそうで怖いけれど。僕は迷信みたいなものを気にする。信じているというわけでもないけど、悪いことが起こるんじゃないかと心配になってしまう。それは人生の中で、迷信によらないにしても、悪いことが起こってきた経験がそう感じさせるのだろう。人生は都合が悪くできている、という人生観にもよるかもしれない。

小説制作をしていた。長編ファンタジーop12 だ。バトルシーンは面倒臭いな、という敬遠感があるのだけど、少しずつ進めている。文字数としてはほとんど進んでいないが、本人としてはかなり頑張った感じがしている。バトルシーンは物語じゃないから考えるのが面倒でいけないし、考えてもあまり進まない。進まない上に実際読んでみた感じからしてもボリューム感に欠けるところがある。なんとも損な部位なのだ。

朝食

朝食は味噌汁と、大根おろしと、ハムエッグ。

朝食して、濃いコーヒーを飲んで、タバコを吸って、調子はまあまあ。

午前中

午前中はずっと小説制作していた。長編ファンタジーop12 だ。長いバトルシーンを書いていて、最初はへきえきした感じだったけど徐々に気分が乗ってきて、楽しんで書くことができた。今日は調子がいい。小説制作に打ち込むというのは精神的なハードルを乗り越えて負荷の高い作業をするということなので、十分に調子がよくないとできない。こんなにいいのは 2 週間ぶりくらいだろうか。新しいうつ病の薬が効いているようだ。もっと高まってキまってくれるとうれしいのだけど、それは要求できないし難しいところだ。高ぶると買い物とかしちゃうから、良し悪しだけどね。

昼食

昼食は昨夜の残りのカレー。ちょっと、というかかすかに腐り気味だったけど、両親の納得は得られそうにないので我慢して食べた。鍋のふたを取ったときにかすかに香ってくる程度なので、食べているときには気にならない。父も腐らないように気を付けていたみたいで、意気込みが強いので、あまり厳しいことも言えないのだ。人に食べさせるならともかく。僕は気が弱いと思う。

午後

午後は何をしようか、なんて思って Twitter を眺めていたら 1 時間も経ってしまった。これといって得るもののない時間だった。触れた内容は表現に関わる情報が多かった。サマソニのワンオクの話とか、表現の不自由展とか、拾い絵でリプライしたらミュートすると宣言している絵描きさんのツイートとか。( 13 時すぎ)

ふと思い出したのだけど、昨日調剤薬局で 30 分かそこら座って待っていたら尻が痛くてたまらなかった。あまりにも痛いから笑ってしまったくらいだ。それに比べて自宅の椅子は何時間も座っていても平気だ。 Amazon で 7 万円強した少し上等な椅子なんだけど、これで尻が痛いと思ったことはない。いやまぁ、 1 もぶっ通しで座り続けることはなく、 30 分もすればトイレなりタバコなりで立つことになるんだけど。それにしたって調剤薬局のとは大違いである。椅子って重要なんだなぁ。

はみだしの人類学」を 1 時間ほど読んでいた。第 2 章『「わたし」がひらく』を読んだ。ひらくとはつまり固まった価値観や見方で見るのではなく、なんでもそのまま受け入れるということらしい。研究対象と非対象に分けて観察するのではなく見えるもの全てから学ぼうとする態度というのかもしれない。自分が開いていることで思いも寄らないものを得るチャンスがある。視野を広く持つとも言えるかもしれない。なんかそんなことが書いてあった。( 14 時)

エチケットの文化史」を 1 時間ほど読んでいた。 15 ~ 16 世紀に女性が化粧をしていたのはアラビアとイタリアだけ( p.132 )、とのことで、たぶん中世ヨーロッパでは化粧ってなかったんだね。なるほど、さもありなん、という気はする。はたまた、この本を読んでいて感じるのは、近世ヨーロッパについては、中産階級のエチケットに関して書かれているっぽい。で、中産階級というのはお金の工面に気を遣わないといけないくらいだったみたいだけど、下僕や召使いとか雇っていて貴族めいているな、という感じがする。( 15 時)

それにしても、本を読むのは本当にちょっとずつだ。僕は読むのが遅いからよけいに時間がかかるし、飽きっぽいものだから数冊を並行して読んでいるし、 1 冊がなかなか読み終わらない。読んだ内容もさほど覚えていないから何をしているんだか分からない。本を読むのに、同じ本を読み方を変えて何回も読む方法がいいなんて言われるけど、とてもじゃないがそんなことをやっていられない。本当に時間がかかって仕方ない。

自作パソコンを寝床でも使うようにするのに必要なケーブルとかを見繕っていた。今あるパソコンとモニタを共有するための分岐スイッチも見繕っていた。分岐スイッチは本来は不要なんだけど。ちょっと思うところがあり、あると便利だなと考えている。便利だな、くらいでは買えないのだけど、一応見ていた。それより先に手元にある Windows のプロダクトキーを Windows 11 に使えるか確認しないといけないし、どうせダメだろうから Windows 11 のライセンスを買わないといけない。苦しいところだ。( 15 時半すぎ)

拷問の歴史」を 40 分ほど読んだ。火あぶりとか出てくる。牛の形をしたブロンズの入れ物に人を押し込めて焼くという方法があるそうな。「ファラリスの雄牛」と呼ばれる。口が開けてあって、中でもだえ叫ぶ声が牛の鳴き声に聞えたとか。ところで、ラノベ異世界転移物でキリスト教的宗教観の世界でも主人公は改宗しないよなー、となんとなく。そこまでリアルにする必要はないのだろうけど、実際だったら異教徒として改宗が迫られるだろう。言ってダメなら拷問で「異端者のフォーク」というのを使うらしい。両方刺さるフォークを、あごの下と鎖骨の付け根に、革紐で固定される。あごをいっぱいに上げた状態で取り付けられるので、力を抜けば刺さってしまう。ラテン語で「われ撤回す」を意味する「アビロウ」という言葉しか受け入れてもらえないらしい。それでもダメなら火あぶりの死刑になる。( 16 時半前)

「感情」から書く脚本術』を少し読み返した。小説制作について勉強し直しというか、おさらいすることにした。だけど、こういうのを読むとすぐ制作したくなって困る。とりあえず今やっている op12 では書けない町でのやり取りや多くの登場人物の人間関係が書けるような作品を目標に考え始めた。その際テーマをちゃんと考えてみようということになって、考え始めた。自分がワクワクできるようなテーマがいい。なんだろう、困った。( 17 時前)

総括

今日はいい日だった。ちょっと早起きしたにもかかわらず寝ることはなかった。そして小説制作に打ち込めたし、読書をしっかりした。